何となくnoteの日
今日は時々やって来るスランプです。次は何を書こうかと思案する日があります。そんな時は思い切ってテーマを決めないで書くことにしています。
本日はそのスタイルで行きたいと思います。「何となくnoteの日」です。
私の目の前では、一緒にブログを創作している母が、noteから91000回のスキのお知らせを頂いたので、皆さんへのお礼のイラストを描いています。
母は、少し悩んでから「そうだ、寅を描こう」と言って、最近よく描いている、寅のイラストをスラスラと描き始めました。
私と母の二人がリビングで向かい合わせになって、noteの創作作業をしているのが面白いなと思います。
早速、母が描き上がった寅のイラストを私に見せて「あー、なかなか上手く描けたよ、このアイディアがよかろ」と、自画自賛しています。
そして「あんた、他に描くもんはないかね」と聞いてきました。
「お母さん、今日のお仕事は終わりよ」
「ほうかねー、それなら私はコーヒーカップのイラストを描こう」どうやらまだ創作に満足していないようで、再び描きはじめました。
いつも母の根気強さにはびっくりです。
私は今日のように、いい発想が生まれないで悶々としている時は、コーヒータイムにしたり、テレビを見るでもなく、ぼんやりと眺めていることが多いです。
母が「あんた、マグカップいくつか持ってきて」と言ってきました。私が母の前にマグカップを並べると、母は4種類のマグカップを描きはじめました。筆ペンを使って、迷いなく描き進めています。
大きなメガネをかけて、目を細めて、ひたすら描いています。
「この人、真剣だわ、でも楽しそう、ただもんじゃない、91歳」
そう思っていたら、今度は筆を薄墨に持ち変えてイラストに陰影をつけ始めました。
いい感じで、マグカップが魅力的になってきています。
いつまでこうして二人で作業ができるのか、この有難い時間を楽しもうと私は思いました。
テーマを決めないで何となく文章を書き進めていて、やっぱり母のことを書いています。
私は、このちょっと変わった母の娘で良かったなーと思っています。
今、母が筆を納めました。どうやらやらイラストが出来上がったようです。
ストーブに、描いたばかりのイラストを近づけて墨を乾かしています。
すると再び筆ペンを持って、イラストの輪郭を強調し始めました。まだまだ完成ではなかったようです。
「このおばあちゃんはやっぱりクリエーターだ」と思いながら見ていると
母が描き上がったイラストを私に見せて「マグカップを色々描いて、春よ来いみたいな句にするよ、なんかええんじゃないかな・・・」と、ニコニコしています。
母の姿に私も励まされました。
彼女を見ていて、やっぱり「この人は凄い」と思いながら、私も今、投稿を書き終えました。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《不思議なんよ、春になったらええんが生まれるかも》
「何を描こうかと悩むけどひょっとアイディアが浮かぶんよねー、あんたもよう毎日浮かんでくるねー、今日の実況風の文章も面白いわい、まあ続けてみましょう、これも鍛錬よ」
「この文章はどうでしょうか・・・」
「不思議なんよ、春になったらええんが生まれるかも知れん・・・」
私と同様、母も悩んでいるようですが、ここを乗り越えてまた新しいものが生まれるのが楽しいのです。
アイディアの扉開きて春兆す
母はアイディアの扉、ピアノの扉、そして心の扉も春と共に大きく開いて新しい風が吹くだろうと期待しています。だからこそ春の訪れが待ち遠しいのです。
春の訪れとともに、このコロナの厳しい状況も払拭できると思いたいですね。心から願っています。
最後までお読みいただいてありがとうございました。たくさんある記事の中から、私たち親子の「やまだのよもだブログ」にたどり着いてご覧いただき心よりお礼申し上げます。この記事が気に入っていただけたらスキを押していただけると励みになります。
また明日お会いしましょう。💗