母が嬉しい夏メニュー
「今日は何が食べたい」と母に昼食のリクエストを聞くと、母は暫く考えて「あんたは何を作るつもり」と逆に質問してくる。
「私は特に考えてないよ、お母さんが食べたいものは・・・」と言うと5回に一度は「あんたは、めんどくさいかも知れんけど、素麺がええねー」と答える。
そうなのだ。母にとって素麺は食べやすく、また栄養も取れる夏に嬉しい食べ物なのだ。何よりのど越しがいいのが母にはありがたいらしい。
94歳の母は最近少し食が細くなり、なおかつ物も噛みづらく、呑み込みが悪くなっている。そんな母にとって嬉しい食べ物が素麺なのだ。
うどんよりも細くて噛みやすいのがいいらしい。その上つゆに付けるので喉の通りもいいのだと言う。だから高齢の母にとって嬉しいメニューなのだ。
我が家の素麺には様々なものを付け合せる。
ネギやショウガなどの薬味はもちろん、きゅうりの千切り、錦糸卵、茹でた玉ねぎ、もやし、ナスなどの野菜に、豚肉を軽く茹でてしゃぶしゃぶ風に食べられるように添えている。
母は素麺の時は、ニコニコしながら食べている。
一口目をすすると必ず「あー、美味しい」と、コメントする。
だから今日のお昼も、また素麺になった。
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