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2022年は10月23日に、二十四節気の霜降(そうこう)に入りました。

この後は11月7日の立冬を迎えます。

立冬は、二十四節気では冬に入る日です。

冬がもうそこまで来ているという訳ですね。
霜降にしておくと良いことを、季節の薬膳の視点から書いて行きます。

この時期の特徴

今年は暖かくて楽ですが、本来なら最高気温も20℃を下回り、11月半ばには暖房を点けたくなる気温です。

その上乾燥も進み、車や玄関のドアを触ると、バチっと静電気!という経験もあるでしょう。

秋の終わりは、乾燥と寒さのダブルで体にとってはバリアがしっかり張られていないと、病気になりやすい季節なのです。

静電気も、空気の乾燥のせいだと思われているかもしれませんが実は違うのです。

こちらに静電気の原因と対策について書いた記事があるのでお読みくださいね。


この時期の特徴からやっておくとよいこと

寒さと乾燥がこの時期の特徴なので、中医学の考えから言うと、やじろべえやシーソーを傾きのない真っすぐフラットな状態にすること。

寒いなら温まるものを摂る。
乾燥するなら潤わせるものを摂る。

いたってシンプルなのです。

ただ、自分が乾燥しているのか、冷えているのかがわからない人もいます。

冷えと乾燥を感じていない場合もある

寒いと感じるのは冷えだと分かりやすいです。

けれど、それは外側に出ているからわかるのであって、内側が冷えていても外側が寒さを感じなければ、自分では冷えていると感じないのです。

また、乾燥していても、お肌がただカサカサになるだけではないので、気づいていない場合もあります。

乾燥が酷いと、体を潤わせる水がないのと同じ。

そのため、微熱を感じたり、火照りや頭や顔だけが暑くて汗をかいたりします。
冷たいものが異様に欲しくなったりすることも。

中医学が分かると今の自分の状態が理解できる

薬膳の基になるのは中国伝統医学(中医学)です。

全体を見て足りないものや多すぎるもののバランスの崩れから、自分の今の状態が分かるようになります。

そこから初めて、何が必要なのか?何を食べれば良いのかがわかり選べるようになるのです。

今やっておくことは、実は人によっても違う

人によって体質も、今の状態も違います。
なので、正確には人によって実はやっておくことは違います。

ただ、寒くなることと乾燥がもっと進むという自然現象は誰にとっても同じです。

そのため、寒さ対策として体を冷やし過ぎないこと。(人によっては少し冷やした方が良い人もいます。)

乾燥対策として、内側から潤わせるものを食べること。

内側から潤わせるものは、色の白い食材や水分が豊富なもの。
そして海から獲れるシーフードなどです。

肉で言えば豚肉や鴨肉など。

それらを使って、鍋やスープ、シチューなどの温かい状態で食べる料理で。汁物なら潤いもアップしますね。


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