なぜ公務員は辞めることをためらうのか?
こんにちは!ふじです!
今回は、公務員が辞めることをためらう理由について、具体的にお話しします。
公務員として働いていると、「辞めたい」と感じることがあっても、すぐに決断するのは難しいですよね。
私自身も公務員として働いていたので、その気持ちはよくわかります。
そして、「辞めたい」と思っている人は、意外と多いんです。
公務員時代、同僚や後輩から「辞めたい」という相談を受けることが多々ありました。
その中で共通して感じたことが、
「損失回避性」、「行動量不足」、「現状維持バイアス」の3つです。
まずは、以下ご覧ください。
公務員を「辞めたい」と思いつつもためらう理由
1. 努力がもったいないと感じる
公務員試験は高い競争率(現在はそうでもない)を誇り、その合格には多くの時間と努力が必要で、多大な労力をかけやっとの思いで合格したという方もいると思います。
そのため、「これまでの努力が無駄になるのではないか」という不安が、辞めることに踏み切れない理由の一つとなります。
ただ、その努力を惜しむ気持ちはごく自然なものだと僕は思います。
2. 公務員の安定性を手放すことへの不安
公務員としての仕事は安定した収入と職場環境が魅力です。
この安定を手放すことに対する不安は、特に家族を養う責任がある場合や住宅ローンを抱えている場合にはさらに大きなものになります。30歳を過ぎるとこの問題が大きくのしかかっている印象です。
将来の経済的なリスクを考えると、安定性を優先する選択が自然となりますが、それが新たなチャレンジを躊躇させることもあります。
3. 新しい環境への不安
公務員としてのキャリアを積んでいると、新しい職場や業界に移ることへの不安が大きくなることがあります。
なにしろ基本未経験での転職となりますし、ほかの業界の方と関わりを持つことも少ないです。
新しい仕事で自分のスキルが通用するか、新しい環境に適応できるかという不安は、多くの人が共有する心理的な障壁です。
4. 現状に慣れてしまい、変化を恐れる
長期間同じ職場で働いていると、その職場環境に慣れ親しんでしまうことがよくあります。
「辞めたいけど、また1から仕事を覚えるのもなあ」という相談も多い印象です。
変化や新たな挑戦に対して抵抗感を感じるあまり、「辞めたい」と思いながらも働き続ける毎日が定年まで続くことに対して、思考を巡らせられずにいます。
まとめ
上記の理由をまとめると、前に述べた
「損失回避性」、「行動量不足」、「現状維持バイアス」の3つに集約できます。
1. 努力がもったいないと感じる
➡「損失回避性」
2. 公務員の安定性を手放すことへの不安
➡「行動量不足」
3. 新しい環境への不安
➡「行動量不足」「現状維持バイアス」
4. 現状に慣れてしまい、変化を恐れる
➡「現状維持バイアス」
「行動量不足」について補足すると
転職について相談
民間企業の調査
人に会う
本を読む
などの行動が足りず、転職をポジティブに変換できないでいます。
ネットの情報や周りから「転職してやっていけるわけがない」「未経験でスキルがないのに何を考えているのか」といったネガティブな意見を耳にすることもあると思います。
これらの意見は、決断を難しくさせる要因です。
しかし、しっかりと行動し、自分の意見を持つことができれば、
これらのネガティブな意見が実際には思考停止した意見であり、
考えることを辞めた結果であると気づくはずです。
何より大切なのは、行動に移すことです。
転職についての相談や情報収集を積極的に行い、自らの未来を切り開くための一歩を踏み出しましょう。
恐れずに挑戦し、自分の可能性を信じて進んでみてください!
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