やく・たたず

システム設計開発エンジニアで、AIやITプロジェクトのマネジメントPMPでしたが、今は…

やく・たたず

システム設計開発エンジニアで、AIやITプロジェクトのマネジメントPMPでしたが、今は全く異質の仕事をしています。高齢者の仲間入りをした後は、「若輩高齢者」視点で役立たずな日々を送っています。連絡先は yaku.tatazu.nohibi@gmail.com です。

マガジン

  • 役立たずの日々

    高齢者になった私が、フリーターになって改めて見る世の中の風景。

最近の記事

ちょっと嬉しかったこと

24時間フィットネスに今年の夏の酷暑で概ね行けていない。自宅から近いし、ジムの中はエアコンで涼しいにも関わらず、この暑さは身体を動かすこと自体がシンドイと感じ、遠のいていたが9月に入ってからは何とか頑張って行こうと試み、何度かは行った。 24時間365日スタッフがいない時間帯も開いているので、当然ドアはロックされ会員は非接触のカードで開ける。その鍵がいつの間にか無くなってしまった。その日ジムに行き、帰宅して机の上に鍵を置いたところまでは記憶があるが、また行こうと思って鍵を探

    • 生活保護の8つの扶助

      上記の表は厚生労働省のHPにある、生活保護の8つの扶助を表にしたもので、生活保護をフルに受給決定されると、三つ揃いどころか八つ揃いの保護が受けられることになる。 自営をしている人が、月7万の生活保護を受けているという話を耳にして、私は生活保護の仕組みや現場運用に詳しくないので驚いてしまった。自営で手取り20~21万あると言う人が月7万円の生活保護費を受給しているとはどういうことなのだろうか? 普通の感覚なら不正受給ではないかと思ってしまうのだが、その人は正直に役所の福祉課

      • なぜ行政は最後まで責任をもってやらないのか

        生活保護の住宅扶助で、アパートやマンションの賃貸料を保護費に上乗せして提供しているのは良いが、行政区によって現金で住居費を当事者に渡している区と、住居費は保護課が大家や管理会社に支払っている区の違いがある。 ただでさえ生活保護で貰えるお金(東京23区単身世帯で概ね13万)が少ないと思っている当事者が多いので、家賃分も現金で渡してしまうと、それも使い込んでしまう危険性があることは明らかなのに、行政の怠慢なのか現金で渡してしまって、結局家賃滞納にさせてしまう区があるという。これ

        • 親族間の盗難事件

          ある高齢者女性が、泣くように怒るように話していた。 「長男の嫁が私の財布からクレジットカードを抜き取り、ホストクラブか何かで不正使用をした。25万だか30万だかが来月カード会社から請求される」とお困りのようだった。 何とも悲しい話ではあるが、家族や同居人など身内が行った窃盗やカード不正使用などは、他人に使用された場合と違い、カード会社が加入している盗難保険の補償を受けることが出来ないので、ひとまず請求された金額をカード名義人が一旦は支払う必要がある。親族間のトラブルだからだ

        ちょっと嬉しかったこと

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        • 役立たずの日々
          168本

        記事

          とにかくお金が無いという人たち

          今月の携帯代が払えない、携帯が無いと仕事もできない、困っている何とかならないか・・・と訴えて来た30代の男性がいた。 10代の学生の言葉なら分からないでもないが、30代で仕事もしている人間の言葉とは思えなかった。 本当に生活困窮しているなら、居住している区や社会福祉協議会などでの生活費貸付け制度もあるだろうし、会社員なら給与の前借とか会社内の貸付制度などないのだろうかとも思ったりする。 私はどうすれば良いでしょうか?と聞いてくるので、仕事をするしかないでしょうと答えるしか

          とにかくお金が無いという人たち

          アヤと言う名の男性

          「〇〇 綾」という人がいた。普通に見れば女性の名前に見えるが、ご本人はどう見てもスポーツマン風の爽やかな男性に見えた。思わず「何と読めば良いのでしょうか?」と聞いてしまったが、彼は平然と「アヤです」と答えたので二度驚いてしまった。 そうかと思えば、「△△ 寛」という人がいた。普通に考えれば男性の名前に見える。ヒロシとかカンとかであろうか。しかしご当人は年配の女性であった。読み方は割愛する。 ちなみに私と同姓同名の女性がこの世の中にいる。まだ直接は会ったことがないが、学生の

          アヤと言う名の男性

          ビールがぬるいと訴える人

          暑さが続くせいなのか、世の中には訳の分からない人がいるものである。 カクヤスでビールを注文し配達してもらったが、冷えていなかったのでカクヤスを訴えたいという人がいた。そもそも注文した時に冷えているビールを条件に配達してもらったのかどうかも分からない。 ともあれ、ぬるいことに不満であるなら、カクヤスに連絡して冷えている物に交換して貰えば良いではないか、ただそれだけのことではないかと思うのだが、本人は怒り狂っているので話にならない。 相談を受けていると時々思うことがあるが、

          ビールがぬるいと訴える人

          91歳の税理士

          同じ税理士をやっている息子から聞いた話であるが、父親である91歳の税理士が認知症になっているにも関わらず税理士を引退しないので、大変な状況になっているとのこと。 具体的には、その91歳の税理士はクライアント企業の資産を自分の懐に入れようとしているという。完全なる犯罪であるが、それが認知症による勘違い&思い込みによるもので、クライアントの資産や遺産を自分が引き継ぐ契約になっていると言い張って、かつ実際の行動をしてしまうと言う。 専門職の認知症は怖いものだと思う。当人は自分は

          91歳の税理士

          小学生と中学生の作文#2

          その他、環境整備から犯罪や非行を語っている小学生もいた。それは町が汚れると犯罪も起きやすくなるという話だった。空き地があり不法投棄された状態が続けば更に不法投棄は増える、店の入口ではなく出口に万引きは犯罪ですと張り紙をし引き返す心を持って貰う、町内で孤立を無くすためにあいさつを掛け合う習慣にする・・・例えば、本屋で不審な行動をしている者をみかけたら、注意するのではなく「こんにちは」と一言声を掛けるだけで万引き防止になるなどである。 作文コンテストの選考を通して、小学生を見く

          小学生と中学生の作文#2

          小学生と中学生の作文#1

          とある作文コンテスト応募作品の選考会に呼ばれて参加した。テーマは「犯罪防止」で、対象は地域の小学4年生以上と中学生である。学校と連携していて、概ね夏休みの宿題のひとつで書いたもののようだ。 私は小中年代の言動に触れることが普段ないので、どんなものを書いてくるのか楽しみで読んだ。1人の量の制約が400字詰め原稿用紙4枚以内で、生徒数も多く読むのに大変ではあったが、貴重な経験をさせて頂いた。 小学生でもちゃんと物を考えているんだと、失礼ながら思ってしまう程、生徒の作品はよく書か

          小学生と中学生の作文#1

          刑務所も民営化

          私は以前に刑務所や拘置所を見学したことがあり、その際に思った事だが、すべて税金で運営かつ国営ではなく、自分たちでも出来る事を行い、自助や共助をしながら経費削減や、可能な限り自分たちでも収益を得るようにすれば良いのにと感じた。少なくとも先ずは、諸外国のように公設民営でコストダウンとサービス向上を行う所から始めて貰いたい。 アメリカでやっているようだが、未成年の子供たちに刑務所体験をさせて、非行撲滅教育に使っても良いだろうし、単純に有料で随時見学を行い地域活性化につなげても良い

          刑務所も民営化

          刑事事件と民事事件

          ネットサーフィンをしていると、笑ってしまう真面目なサイトがあった。東京弁護士会の当番弁護士サイト「弁護士を呼ぼう」である。刑事事件で逮捕・勾留された人が真っ先に電話して弁護士を呼ぶのだろう。とりあえず当番弁護士を派遣してもらい、まずは初回の相談をし、その後は私選でやるか国選でやるかという流れになる。国選でやれば(資産が50万以下の当事者が原則)、原則弁護士費用は無償(国税)となるし、勝訴すれば裁判費用も無償となる。 われわれ善良な一般市民には知らなくても良い話だが、人生お先

          刑事事件と民事事件

          これは無いだろう

          とある公立学校の教員が言っていた話。 テストの答案を間違えて子供に渡したことで、個人情報流出として処分されそうだとのこと。 その学校の校長がかなりヤバそうなパワハラ校長のようで、懲戒解雇も辞さない態度だという。 一般企業だって、行政職員だって、メールやFAXの誤送信など良くある話だ。それだけでクビにされたら身体が幾つあっても足りない。もちろん誤送信や誤配布はあってはいけないことではあるが、普通は始末書を書いて叱られる程度ではないだろうか?減給すらないだろうと思う。 報告書

          これは無いだろう

          失くしてはイケナイ昭和な呑み屋

          Youtubeで見かけた、良さげな酒場に行ってみた。私は基本的に食べ物屋や居酒屋は自分の足と感性で見つけた店に入り、世間の評判になる店に入ることはない(自分の足で見つけた店が偶々世間でも評判の店であることはあるが・・・)。 今回はとてもYoutubeで気になってしまって行ったのだが、入って一気に気に入ってしまった。酒場はその環境や雰囲気が味の重要なひとつである。少なくとも私の感性にはピッタリの店であった。 この店は私が日ごろから普通に通る場所にあった。しかし今回初めて思っ

          失くしてはイケナイ昭和な呑み屋

          ラーメン二郎は、かつて立ち食い蕎麦より安かった#2

          私が初めて二郎を食べたのは今から45年前だった。当時のメニューは「ただのラーメン(現在の普通盛り)」「大盛りラーメン」「豚入り」「玉子入り」くらいしかなかったと記憶している。もちろん現在の三田本店しか存在しなかったが、ジロリアンは既に多数存在していた。営業時間は午前11時半~午後2時だったが、当日おやじさんが打った手打ち麺が無くなり次第クローズだったので、早いときは午後1時前には閉まる日もあった。おかあさん(おやじさんの妻)と二人で店をやっていた。 当時のJR田町駅前にあっ

          ラーメン二郎は、かつて立ち食い蕎麦より安かった#2

          ラーメン二郎は、かつて立ち食い蕎麦より安かった#1

          昨日の一時間おにぎり行列(ぼんご)のついでに、長蛇行列の元祖ともなったラーメン二郎の話をしたい。 まず最初に押さえておくが、世の中にラーメン二郎という店は無かった。あるのは「二郎」という名のラーメン屋であり、周囲が勝手にラーメン二郎と呼んだにすぎない。よって正式には二郎である。 そのように二郎には誰からともなく周囲が勝手に言い出し、それが通例になったものがいくつかある。その中でも有名なのが、あの独特なコールであり、それは少なくとも45年以上前から存在している、もっと前からか

          ラーメン二郎は、かつて立ち食い蕎麦より安かった#1