やく・たたず
高齢者になった私が、フリーターになって改めて見る世の中の風景。
昨日の名前に続いて、氏=苗字の珍しいものも書いてみたい。いろいろ仕事で人と接することが少なくないのでアレッ?!と思う氏に出会うことがある。 例えば源川と書いて「みながわ」さん。皆川なら知っているが、源川さんの祖先は川の源泉とか水の源泉とかに住んでいたのでしょうか? 山内とかいて「さんない」さん。やまうちさんと読むと怒られます。 音だけを聞いても漢字が全く思い浮かばなかった石間伏(いしまぶし)さん。ネットで調べたら全国に190人くらいしか居ない氏だそうである。 駄栗毛(だく
法制審議会で昨年(2023年2月2日)、全国民の戸籍の氏名に読み仮名をつける戸籍法改正の要綱案がまとまった。ただし、どのような読み仮名でもいいわけではなく、漢字の読み仮名として認める範囲について「社会で一般的に認識されている読み方というルール」になるようである。 キラキラネームがこれで是正されることになるのか、表現の自由が抑制されることになるのか何とも言えないが、改正法施行から1年以内に、戸籍を持っている人は全員、本籍地や住民票がある地方自治体の役所で読み仮名を申請すること
先に書いた「ドトールでリモートワーク」の記事で、20代~30代の女性の感覚(プライベート空間/パブリック空間)の不思議について書いた。 相手が男性の場合は50代~60代の食べ方が気になる場合がある。自分の家で、誰に見られる状態でない密室で物を食べる行為にマナーは必要ないと思うが、誰かの前で物を食べる時はある程度のマナーを弁えて欲しいと思う場合がある。これもプライベート空間とパブリック空間の境目が無くなっていると、見るに堪えない行動に映ってしまう。 知人にそういうタイプがい
不思議に思う事のひとつに、不登校の人は何故サポート校に行くのだろうか?というのがある。 私個人の感覚で不登校というと、「日本の教育方針と自分が合わないので、学校の類には行きません」というポリシーとスタンスを持っている子どもたちと思うので、サポート校にも行く必要がないのでは?と思うからである。 現代社会では学校などに行かなくても教育の機会は山ほどあるし、全て自宅・自室で完結するものだ。そもそも学校とは何か?とのアンチテーゼを持っている子どもらが私のイメージする不登校児である
子供の頃は誰でもそうだと思うが、仕事をしている大人は凄いと思っていた。 自分になど出来るのだろうか、そんな思いで社会を見ていた。高校生のときに初めてバイト体験をしたが、その時もますます、実感として仕事ができる大人は偉いものだと思っていた。 そもそもお金を自分で稼ぎ出せると言うことが、バカみたいだが私は凄いと思っていた。理由は、私は小さい頃から病気がちで、そもそも自分にはお金を生み出す仕事などできっこない、と思っていたこともある。 ちゃんと就職してからも、仕事は難しく大変で
世の中のひとつの流れに、お金の相談はファイナンスプランナーに相談、転職や成長はキャリアコンサルタントに相談する、という雰囲気が一部にあるが本当にそうなんだろうか?と思ってしまう。専門家の存在は意味がある事だろうし、国家資格も意味がある事だろうが、そんな気軽に(占いでも見て貰うように)お金や人生キャリアを人任せにして良いのかと思ってしまうのだ。 もちろん職業人として金融機関や保険業界などに勤める人が、社内での知識とスキルの向上にFPを取得するのは問題ないし、企業の人事部門や相
フリーWi-Fiというと無料な(自由な)Wi-Fiで、ストレスフリーとかグルテンフリーというと、ストレスが無いとかグルテンが入っていないとなる。Freeを前に置くか後ろに置くかで意味が変わるが、同じようにフリーワークというと自由なスタイルの仕事で、ワークフリーというと仕事に捕らわれない仕事となるのだろうか。 仕事感覚が変わったという話を暫くしてきたが、若い頃は仕事は仕事、私生活は私生活で、仕事は家には持ち込まないし、本当に今やらなければならない仕事がない限り、定時になったの
凄い高額の話を聞いた。 交通事故で当てられ、脊椎損傷になり半身不随になったとのことだが、現在その人は普通にピンピン生きており、見た感じ何処にも不具合はなさそうである。「痺れが残っている」と言っていたが、普通に歩いて普通に過ごしているので、日常生活は問題なく送れている感じである。 しかし、ぶつけた相手方から支払われた慰謝料は何と5千万円だったとのこと。ピンピン見た感じ何の問題もなく生きているのに、どのような計算をすればそんなお金になるのか良く分からなかった。興味本位だけで深
ビックリしたことだが、ドトールコーヒーでリモートワーク(Zoom会議)をやっていた女性がいた。 ご存知だと思うが、ドトールの店内のレイアウトはそんなに余裕のある空間ではない。 つまり、話が聞こえてしまうのだ。一応イヤホンをしているから、PCの向こう側の人の話は聞こえないのだが、こちら側にいる女性の話は聞きたくなくても聞こえてしまう。 内容的にクラブやサークルの遊びの話ではなく、契約など業務の話をしているのだ。 「いいのか、これで?」と正直思ってしまったが、他人事なのでどう
ネット動画を観ていたら、「シニア雇用は若者の仕事を奪う」という議論を有識者で語り合っているのがあった。話のきっかけは70歳の自動車学校に勤務する者が、再雇用で給与が半減したのは違法だと地方裁判所に訴えたもので、地裁と高裁は原告の主張を認めた(半減の差額分を払え)が、最高裁が差し戻しをし、高裁に審議のやり直しを命じたという事件だという。 私の個人的な意見を言えば、最高裁の判断は当然である。日本は労働の自由があるので、嫌なら別の会社に変わるか、別の仕事をすれば良いだけだ。企業も
世間は「年収103万円の壁」で騒いでいるが、そもそも戦後の専業主婦という存在が絶滅危惧種になって久しい今、壁そのものが不要だと思う。かつ独身男女も増加、子どもの居ない夫婦も増加なのだから、配偶者控除とか子供手当なども不要だと思っている。同じ国民なのだから、皆が平等に負担し合うのが現代の正しい姿ではないだろうか。 それと別に高齢者には「年金47万円の壁」というのもある。 半世紀ぶりに再会した中学の同級生と話をしていて、年金受給47万円の壁の話題になった。 年金47万円の壁と
宣伝やPRのダイレクトメールは良くある話だが、最近は「お問い合わせフォーム営業代行」というのもあるらしい。 企業のHPにはお問合せフォームがあるが、それを使って営業してくれるという代行業者らしい。くだらない仕事だと思ったのは私だけだろうか。 何故くだらないと思ったかと言えば、DMや問合せフォームを使ったメッセージにありがちなのは、定型文で宛先だけが違うというものだからである。相手先の業種などによって多少の変数はあるがろうが、その程度で人間がやらなくてもロボットで送信させれば
55歳でサラリーマンを卒業し独立してからは、色々な仕事をやってきた。それも特筆すべきは、「あえて今までやったことのない未経験な仕事」を「複数かつ同時並行でやってきた」ことに自分としては意味がある。 しかし、あまりにも手を広げ過ぎたので整理整頓をしようと思うまでに至った。もうこれからは、新規の仕事は開拓しない、受け付けない、である。その結果、何とか10種類の別々な仕事まで整理整頓ができた。 若い人であれば、ガムシャラに仕事をすれば良い。一つの会社に籍を置き、根を付けて手を広
最近はNetflixを見てばかりだが、ある人に「見るなら吹替が良いです」と勧められた。 その人が言うには、「字幕だと話に集中できない」という理由らしい。 しかし私は中学生の頃から字幕オンリーでやってきた。 そもそも昔は映画の吹替が無かったからとも言えるが、逆にTV番組だと吹替しか無くて不満に感じていた。 理由は、演技力が俳優と声優だと違い過ぎるからである。声優だとどうしても本を読んでいる雰囲気から脱却せず、真の演技が見えないからというのが私の字幕に拘る理由となる。 もっとも
私が55歳で企業を早期退職した10年前までは60歳が一般企業の定年だったが、早期退職した翌々月から法律が変わり、社員が望めば65歳まで雇用延長がされるようになった。もう10年経つので世間的には定年年齢=65歳という意識が根付いて来ている世の中である。 今後は年金受給年齢が現在の65歳から70歳に後ろ倒しされそうだし、そもそも働き手が足りない日本社会なので、一般企業の定年年齢も徐々に70歳を目指して変わりつつある昨今ではあるが、それでも現時点では65歳定年なので、65歳になっ
私の愛車(自転車)は空気の要らないタイヤが搭載されている。 だから面倒な空気入れも必要ないし、そもそもパンクをしないので、色々な意味でメンテナンス不要の自転車で気に入っている。 つまり、このイラストのような空気入れの作業が一切不要なのだ! 今の場所に引っ越す前は自動車もあったが、暗くなると目が見えにくくなったこともあり、運転免許返上はしていないものの自動車を手放して、代わりに自転車を購入した。自転車があれば結構遠出もできるので十分である。 しかし自転車を買うときに気になっ