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朝から夜まで大きなものから小さなものまで広島巡検|Memo
2024年2月10日は、朝から夜まで広島市街地やその周辺を動いていました。なぜこの日広島にいるのかは『広島広域都市圏の新カルチャーとPBL オソトバレンタインフェス2024|Memo』に書いたとおりですが、それ以外にも色々見ておこうと、バス・電車・徒歩で周りました。
1度目の広島は限られた数時間で、いわゆる「平和の軸線」を中心にめぐる弾丸行程でした。2度目の広島は偶然のようなもので、誇張して言えばある意味、夜飲みに集まるためだけの広島入りでした。今回3度目の広島で、少し遠くの場所まで行動範囲を広げる機会ができました。
朝から夜まで、大きなものから小さなものまで、いろいろ巡りながらヒントをたくさんもらえた行程でした。
あ、旅行の参考にはならないと思います念のため。
広島巡検メモ
minagarten (ミナガルテン)
行き方を調べて不安になりながらバスで皆賀へ。周りは住宅地、その一角にあるミナガルテン。店内にいると、次々に人がやってくる。広い空間に穏やかな会話が絶えない。かといってぜんぜん密ではなく、ひとりで本を読んでいてもずっと過ごせる空気感。
あー、なにこれ気持ちいいな。
出る前にホテルで朝食食べちゃったけど、サリューとグァテマラでしばし寛ぎつつ、時間が来て無念の離脱。また来たいす。
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猫屋町ビルヂングなど
ミナガルテン離脱後、今度は広電宮島線でサンフレッチェ広島の選手の声を聴きながら移動。土屋駅で下車、猫屋町ビルヂングの1Fで昼からyaconeのアフォガード。READAN DEATを経由し、EDION PEACE WING HIROSHIMAを眺めながら相生橋から渡り、この日のメイン HIROSHIMA GATE PARKへ。
なんだろう、このアルファベット・カタカナ率。
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HIROSHIMA GATE PARK
午後からHIROSHIMA GATE PARKへ。安田女子大学公共経営学科のPBLチームが主催する、フラワーバレンタインというカルチャーを広島から発信しようという挑戦的なイベント「オソトバレンタインフェス2024」を見届けに。
実はこの日、EDION PEACE WING HIROSHIMAのこけら落としで、HIROSHIMA GATE PARKまで応援のチャントが響いていました。
#試合結果には触れない
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広島市環境局中工場
昨年6月に広島平和記念公園、基町高層アパートを巡ったこともあり、今回は平和の軸線を南へ向い、広島市環境局中工場へ。
うん、カッコいい。
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夜の広島平和記念公園など
そりゃそうだろうと思いつつ、実際歩いてみて、ほぼ人がいないことを認識する夜の広島平和記念公園。ドーム前で集会する10人弱の集団はどこの国の方々だろう。ライトアップされた噴水も止まって消灯。静けさ。
橋の東側、Caffè Ponte ITALIANOの灯りにやたら安心感。
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THE KNOT HIROSHIMA
体感に限った印象では、宿泊客は海外の方が多い印象で、何度か出入りした時のエレベーターでもよく同乗したし、朝、1Fの店内にも2〜4人組が2〜3組いた感じ。夜の1Fは半々くらいのバランスに見えたけど、外からも入れる14Fはほぼ日本の2〜4人組で満ちてた。面白いな。
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広島巡検メモ1度目
冒頭にも書いたとおり、1度目の広島は限られた数時間で、いわゆる「平和の軸線」を中心にめぐる弾丸行程でした。2度目の広島は偶然のようなもので、誇張して言えばある意味、夜飲みに集まるためだけの広島入りでした。
そう言えばこの時のメモをまとめていなかったので、ついでにここに置いておきますね。
平和記念公園からおりづるタワー
G7サミット開催翌月の広島。広島駅のロッカーに荷物を預け、路線と乗車位置が初見殺しの広電に乗車して、おそるおそる到着した広島平和記念公園。記念館ピロティ部分の肌がキレイだわーと、誰も向かない方向にiPhoneを向ける。団体客の隙間をぬって、記念碑から原爆ドームまでを巡検。
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その後、おりづるタワーの屋上展望室へ。HIROSHIMA GATE PARKが見えるのではという期待もあったが、どのまちでもできるだけ高いところから眺める時間を設けている。
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この時まだ建設中の新スタジアム
屋上展望室からHIROSHIMA GATE PARKを眺めた後で、地上にも降りてゲートパークを巡検。そのまま北へ抜けて建設中の新スタジアムを眺めつつ、広島市基町団地まで歩く。
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念願の広島・基町高層アパートへ
この時点ではひょっとすると2度目はないかもと思っていた広島で、「平和の軸線」を中心に巡るなら、限られた時間の中でも行っておきたかったのが基町高層アパート。『大高正人の仕事』巡礼。
大高正人の仕事とは知らず、多摩センターやみなとみらい21にはもともと足を運んでいた。六本木の全日本海員本部も勤務先の近くにありよく目にしていたが、そうとは知らず、大高正人シンポジウムの一環で会場となった2017年1月21日に内覧させて頂いて驚いた。市街地再開発事業の源流でもある坂出人口土地にも行ってみたいとは思っていたところ坂出市民ホールが休館すること、休館前日の2019年3月31日に内覧できる機会があると聞いて、弾丸行程で足を運んだ(市民ホールは現在リニューアルされて再開したようです)。
さすがに広島は機会がないだろうな…と思っていたところ、舞い込んだ2023年。
そうですね、なぜ『大高正人の仕事』を巡検しているのかもいずれ書いたほうが良さそうですね。いわゆる建築の専門家的なことは何も知らないのです。ただ、大高正人が取っ組み合った空間に足を運ぶと、市街地整備手法が合理化される中でとりこぼしてきたことをもう一度捉え直すことができるような、原点回帰と再構築のヒントが得られるような感覚になれる。そんな動機があります。
基町アパートに行って自分がもっとも反応したのは、高層団地に囲まれた真ん中にあるショッピングセンター(ここ自体もシャッターが並びつつ昼からカラオケの音が漏れ聞こえる店もあるなかなかな乙な空間だったのですが)の中に、さらに路地的な空間が「設計」されていて、しかもそこの飲食店がちゃんと現役だったというところでした。
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まちには表と裏、あるいは奥行きやひだがある。日向があれば日陰があり、朝も昼も夜もある。それが抜け落ちてしまいがちなの、どうしてだろう?
そんなこんなで特にまとめはありませんが、朝から夜まで、大きなものから小さなものまで、いろいろ巡りながらヒントをたくさんもらえた行程でした。