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YouTubeコメント欄には制作者達の本音が表れる/投票に思う事

「現実主義とは過去現在未来を含める事」

○○が起きた→だから××をするしか無いでしょ?これが現実主義だと思っている人達が沢山いる。そりゃこんな風に思っていたら、現実から遅れた答えしか出て来ない。だから短絡で傲慢な奴らが跋扈する国に成ってしまった。

野球だったら投手の投げたボール(現実)が通り過ぎたのを確認してからバットを振る様なもの。
野球の現実(ボール)に合わせようと思ったら、投手の微妙な動き始めを捉えて打者も予備動作を初める、そして予測とのズレを合わせてボールを打ち返すのが現実主義であって。問題がどうにもならない所まで来てから、漸く対処するのは現実主義とは程遠い。
映画「Back to the Future」は日本では全く役に立たなかった。アメリカも同じか。

「意図を汲み取った代弁者達が本音を語る」

YouTubeの、汚いタイトルの動画を少し見て欲しい、制作者は言質を取られ無い様に明言せず、迂回した表現をしても、コメント者が必ず代弁する。むしろ、そう成る様に仕向けている。
そう取られたく無い人は、かなり気を付けて動画を作っている。そう言う動画のコメント欄は、綺麗だから気が向いたら、YouTubeのコメント欄を見て欲しい。

YouTubeを観ていたら若いエリートが、若者の負担を減らすには高齢者を削る以外無いとか言っていた。流石に本人は誘導で言っているだけだろうけど、コメント欄は鵜呑みにした人達で溢れかえっている、保険料を削るどころか安楽死や尊厳死の言葉も沢山ある。
こんな意見で良いなら、そこらの居酒屋でも聞ける。これがエリートの意見?全く崇高さの欠片も無い、ある意味庶民的ではある。

「丸見えなんだから隠さずに、全員処したいと言えば良い」「義の無い義塾生とはこれ如何に?」とコメントを書いてきた。多分この手のエリート達は下々をコントロールし、ぞんざいに扱う事がエリートの仕事だと思い込んでいる。
※こう言うエリートを、自分はドラゴンボールの「ラディッツ」と呼んでいる。

「朝三暮四以下になる」

祖父母の面倒を親が見ていて、医療費が上がれば、自分の学費、生活費はどうなるのか?普通に考えれば分かる筈。それらを考えないで、賛同すると言う事は、20〜30位の1人暮らしの者が多いと思う。それでも自分が年老いた、親の医療費を払う時期は直ぐに来る。
自分の親も最近病気に成った、高齢者医療をもっと削れば、正に桁違いの額を払う日も近い。

働かずに高齢者に成った訳ではない、むしろ異常な程に働いて来た人達も沢山いる。
その人達を用済みとし、そんな事で成り立った国に誇りを持てる人は居ない、後ろめたさが残り一時良く成っても、必ず退廃すると思う。
安直な手を使い成功すると、その人はそれを頻繁に使う様に成る、人間の性質を含めれば現実的とは程遠い政策だと思う。

「老害の意味は老人そのものでは無く、固定観念に凝り固まった人の事」

老害と言われ始める40代の自分を含め、高齢者達に足りなかったのは、過去、現在、未来を含め将来を見据え考えた、団体労使交渉や政党政治の意味と投票の仕組みをよく理解した上での「投票」だったと思う。これからでもまだ遅くない筈。

悪いけど、簡単に老害と言う言葉を使う人は、20年もしない内に「老害」と呼ばれる存在に成って居る。確実に。

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