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コーチングの基本 - 読書感想箇条書き文

はじめに

以前からコーチングに興味を持っており、「コーチングの基本」という本を読んでみました。
一言でまとめるとコーチングの基礎から事例までコンパクトにまとまっている、まさにコーチングの基本の本でした。

今回は読書感想を深堀して、コーチングに関する自分の考えも併せてまとめておきたいと思います。

高らかな読書宣言。

コーチングに馴染みのない方にはこちらのページがおすすめです。

基本的にはラフに感想を書き残しておきたいだけなので散文です。。
「コーチングの基本の内容を誰にでもわかるように伝えたい!」といった趣旨ではないので悪しからず。
ただ、コーチングの基本やコーチング自体を気になっている人の参考になれば幸いです。

印象的な内容

あくまで「僕はこう捉えた」という内容です。

導入

※クライアント:コーチングを受ける相手のこと

・コーチングとは、対話を重ねることを通じて、クライアントが目標達成に必要なスキルや知識、考え方を備え、行動することを支援するプロセスである。
・コーチングでは、クライアント自身が目標を明確にし、解決の主導権を握る。コンサルタントのように、問題に対する課題解決を代わりに行うことではない。
・コーチングでは、クライアントの「本当に思っていること」を引き出す、明らかにする。
・コーチングでは、クライアントの「想い」を「決意」に変える。

コーチがもつべき3つの視点

・以下の3つの視点が重要
 ・Possession(身につけるもの)
 ・Behavior(行動)
 ・Presence(考え方・信念)

・Possession:目標を達成するために必要な知識・スキル
・Behavior:目標を達成するための行動
・Presence:目標を達成するための考え方

・コーチはこのPBPのうち、クライアントが何を必要としているかを考える。
・スキル不足⇒Possession
・行動を起こせていない⇒Behavior
・目標達成の意味づけが曖昧⇒Presence

Behavior

・行動が起きるためには以下の4つの壁を乗り越える必要がある

・目標を立てた時点で決断の度合いが低い
・やる気はあるが何をしたらいいかわからない
・知識・スキルの使い方がわからない
・変化を起こせない、一歩を踏み出せない

・他人に対してコミットメントを宣言をすることで現状維持バイアスを乗り越える

コーチングの三原則

・以下の3つが大事
 ・双方向性
 ・継続性
 ・個別対応

・褒め方には以下の3種類がある
 ・Youメッセージ
 ・Iメッセージ
 ・Weメッセージ

・人によるが、IやWeの方が心に残ることが多い。
(例)「もっと詳しく話を聞いてみたいです」「あなたのおかげでチームが機能しました」

コーチングのプロセス

・以下の6つのステップで行う

・セットアップ
 ・コーチとクライアントの信頼関係構築、進め方の合意など
・目標の明確化
・現状の明確化
・ギャップの原因分析
・行動計画の作成
・フォローアップ

・目標には以下の2種類がある

・Have toの目標
 ・しなければならない目標
・Want toの目標
 ・真に達成したい目標

・Want toの目標の方が生産性高く仕事ができるため、Have toの目標でもWant toの目標に引き寄せていく

・他者の行動、変化、成長を目標に設定しない
・他責ではなく自責

コーチングの代表的なスキル

・聞く
・ペーシング(歩調合わせ)
 ・相手の波長に合わせる
・質問
・アクノレッジメント(承認)
・フィードバック
・提案
・要望

感想

・コーチングの基本事項を理解できた
・コーチングはクライアントの目標達成を補助するためのものであり、コーチング抜きにしても、目標達成に必要なことを論理的に理解できた
・コーチングの実例なども知ることができた

・会社員で部下を抱えている方や育成担当の方にはとてもオススメな本
・人材育成にとって、コーチングはマストなスキルだと思う

コーチになることに対する自分の考え 

ここからはこの本を読んで、というよりはネットでも調べてみた上での​、コーチになることに対する自分の考え

・コーチとしてそれなりに稼ぐのは無理そう
・自分の知人とかならまだしも、対外的にやっていく上では信頼を獲得するという面でコーチング資格の取得はほぼ必須
・それなりに有効なコーチング資格の取得には100万円近くかかる
・その投資コストを回収できるかというと微妙な予感

・知人や知人の知人に低コストで実施する分には資格は不要だが、それで生計を立てるのはかなりハードな予感、エンジニアやっていた方が稼げる

・自分の年齢(26歳)的にも難しそう。日本だと年下に教えを乞う文化があまりないため、自分のコーチング対象は必然的に年下となるがそこからマネタイズできるかというと微妙
(実際にはコーチングは「教え」ではないが、その辺りの区別は普通つかなそう)

・とりあえずやってみる派の僕ですが、知人の知人などに機会があったら練習がてら無償でやってみて、マネタイズまでが見えてきたら資格取得を考えたりする感じかな

・僕のコーチングを受けてみたい方がいらっしゃったらTwitterまでご連絡ください笑

参考にした記事

この方のコーチングに特化したブログは色んな情報がまとまっていてとても参考になった。

さいごに

Twitterの方でもエンジニアのことを中心にビジネス系やフリーランスのことを発信しているので、良かったらチェックしてみてください!


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