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運命の赤い糸(140字の小説)

「運命の赤い糸」あるのなら結んで欲しい。
結婚できない私には赤い糸が無いのか?
どの様にすれば結べるの? 
縁結びの神に頼むのか?
悩んでいた時、縁結び神が現れる。
「君は床屋だろう
お客様の髪と一緒に赤い糸まで切ってしまった事を
覚えて無いのかい」

そう言えば以前、左の小指を切断した事がある。

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