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マイナーな登山と海外旅行をしたい研修医の徒然なる日記

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  • 旅の記憶

    徒然なるままに記した旅の記憶

  • わたしの山道具

    長年使っている愛着ある山道具についてのエッセイ

  • タジキスタン登山紀行

    2023年8月にウズベキスタンからタジキスタンのFann mountainsへ湖から湖へをテーマにハイキングへ行った記録

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    山旅の記憶

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中央アジアの秘境"fann 山地"旅行記-Part 9- 〜フジャンドからタシケントへ陸路国境越え〜

朝のパンシャンべバザール今日も早起きした。夜は少し蒸し暑かったが、朝は涼しい。旅先の生活をのぞくのは朝に限る。そのまま中央アジア随一と名高いパンシャンべバザールへ行く。バザールの外にも朝市を開いていて田舎から出てきた農家の女性たちが、たくさん農作物を売っていた。ここの市場もバザール内よりも外の青空市の店の方が新鮮で安かった。市場で果物をかったり、市場近くのお店でОшを食べた。ちょっと油っぽいのでお腹には重かったがおいしかった。 外のスイカ農家の夫婦に写真をお願いされて、写真

    • 【旅の記憶】ニーハオトイレはどちら向きにすわればいいの(注 汚なめ写真あり)

      わたしの夏休み今年の夏休みの旅先は、中国、カザフスタン、キルギスの3カ国であった。 もれなく中国とキルギスでニーハオトイレに出会うことができた。話には聞いていたニーハオトイレ。どんなものか体験できたので徒然に書こうと思う。 胡同で你好まずは中国。今回は元北京大学医学部の後輩さんから北京街歩きなら紫禁城の北、胡同エリアがおすすめです!と言われていたので蒸し暑い北京は胡同街歩きをした。ブラブラと趣ある街を散策していると公衆トイレ発見。これはもしや!と胸が高鳴る。いざ尋常に入っ

      • わたしの愛しの山道具 〜ライペン グランクロワール〜

        序文わたしの山道具という題で文章は書いてみたいと常々思っていたが、ここまで先送りにしてきてしまった。ちょうど暇な1日ができたので書いてみようと思う。 購入入手は2018年9月5日 メルカリで1万円ポッキリで購入。当時、アライテントのクロワールシリーズはダイナモナス素材で作っていた。ザック中頃に小さい穴があいていたが昨今の素材変更と値段の高騰を考えれば安いものであった。なんとなしに興味を持って買ってみたが、個人的には場外ホームラン級の良き買い物であった。 質実剛健さこのザッ

        • 【研修医のお勉強】お薬の情報をIF(インタビューフォーム)で調べる

          薬剤情報調べあまり勉強が得意でない研修医なので、研修中もお薬のことを調べる機会は多数あります。それこそHOKUTOアプリであったり、できる時であればスマホで簡単に調べたりします。 ポイントは信頼できる情報源に辿り着くこと。 簡単にいつも使っている情報源についてまとめました。 IF(インタビュー・フォーム)よく医学生時代から言われるのは、薬剤は添付文書が必ずついているので使い方を調べたければそれを参照するようにと教えられてきました。 しかし、2年目最初の産婦人科の研修中に指

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        中央アジアの秘境"fann 山地"旅行記-Part 9- 〜フジャンドからタシケントへ陸路国境越え〜

        • 【旅の記憶】ニーハオトイレはどちら向きにすわればいいの(注 汚なめ写真あり)

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          【旅の記憶】各国の交通マナー 危険な運転は甘い香り

          序文筆者はまだ渡航歴も浅い駆け出しの旅行者である。行ったことのある国は北米二カ国、東欧、中央アジアで6カ国程度。それでも海外渡航して、運転マナーの差がこれほど国によって異なるのかと思い知った。いざという時の致命率の面からしたら沢登りやバックカントリーに匹敵する危険を秘めているかもしれない。 ある意味で各国の国民の危険への認知度のものさしになるのかもしれない 広大な高速道路でも110km/hを守る国筆者初の海外1人旅はカナダである。カナダではアイスクライミングの技術を学ぶため

          【旅の記憶】各国の交通マナー 危険な運転は甘い香り

          【ギアレビュー】8年間モンベル ストレッチO.D.パンツ(現O.D.パンツライト)を履いて、

          基本スペック基本的にモンベルのコンセプトであるLight&Fastのコンセプトに則った、軽量で普段使いから登山まで守備範囲が広いパンツになっています。 パンツ生地に主に横方向の伸縮性があり動きに追従する仕様となっているため、履いている間も非常に履き心地がよいです。 公式の情報としては以下にモンベル公式サイトに記載されているものを引用いたします。 メリット履き心地の良さ 生地の伸縮性、運動に効果的なカットがされいているからかとても履き心地がいいです。ゆったりとしたフィット

          【ギアレビュー】8年間モンベル ストレッチO.D.パンツ(現O.D.パンツライト)を履いて、

          中央アジアの秘境"fann 山地"旅行記-Part 8- 〜首都ドゥシャンベから風の街フジャンドへ〜

          ドゥシャンベ朝散歩旅先での朝の散歩が好きだ。 夜明けのさわやかさと涼しい風に吹かれながら早起きした人々から生活が動き出していくのを感じながらあてもなく歩く。 6時頃から通りを歩いていたら、水撒きをしていたおばあさんから「すこーりか ブレーミャ」と聞かれた。後半の語句がいまいち思い出せず、うまく答えられなかったが、後で時間を聞かれていたのかと気づき、少し申し訳なく思った。 再開発がすすんでいない住宅街をぶらぶらし、大衆食堂に通う人々を見たりしていた。 道端の八百屋の野菜はさす

          中央アジアの秘境"fann 山地"旅行記-Part 8- 〜首都ドゥシャンベから風の街フジャンドへ〜

          【旅の記憶】海外トイレと文化(汚い写真あり)

          己にとってトイレとはトイレ、個人的にトイレは文化の一端であると思っている。 日本人である自分が最も海外を感じる瞬間の一つはトイレだと思っている。 日本のトイレは美しい。 都市部の公衆トイレを除いてトイレのきれいさは群を抜いている。ウォシュレットはついているし、トイレットペーパーもひどいものはついていない。 しかもほぼほぼ無料(コンビニで使ったらものを買うけど、パチンコ屋さんには本当に感謝です)。 こんな世界最高峰のトイレ環境から海外へ出ると、 サファリパークで見ていたところか

          【旅の記憶】海外トイレと文化(汚い写真あり)

          【旧ソ連建築】ホテルウズベキスタン滞在記

          序文2023年3月に卒業旅行を兼ねて、ウズベキスタン旅行に行ってきた時の記録だ。 この時は直前まで旅行に行くべきか逡巡していて、清水の舞台から飛び降りる気持ちでチケットを取って翌日出発という弾丸スケジュールで行ってきた。 旅先の内容は決まっておらず、ひとまず到着日の夜にホテルウズベキスタンに宿泊する予約だけとって出発した。 タシケント国際空港到着初めてのタシケント国際空港に到着。海外旅行もコロナ前のカナダ旅行以来だ。 半年前にウズベキスタンに化石を掘りにきた同期曰く、「空港

          【旧ソ連建築】ホテルウズベキスタン滞在記

          【欧州旅行のコツ】Flix busアプリでメールアドレスがうまく認証されない時の解決法

          ヨーロッパ旅行の際の移動での貧乏旅行者の味方 Flix bus。 しかしながら、はじめてアプリから予約を行おうとした時、常用しているgmailのアドレスを登録して予約をおこなったのですが、複数回試しても、「無効なメールアドレスです。予約できません。」というメールが来るばかり。それでいて、PayPalの決済はきっちり引き落とされていたりして、本当にこのバス会社は大丈夫なのか少し不信感を抱きました。 諸々調べたところの解決策は元のメールあどれすに少し小細工をして登録する方法があり

          【欧州旅行のコツ】Flix busアプリでメールアドレスがうまく認証されない時の解決法

          ウズベキスタン simカード事情(2回行ってみての最適解)

          ウズベキスタンでのsimカード事情について書く。 ウズベキスタン旅行、というか現在の海外旅行で最も大切なのは、ネット接続とお金事情の把握だ。 地球の歩き方の中央アジア編も内容はいいのですが、sim情報などは少し弱いのでいろいろ調べてみるといいと思う。 【おすすめ】タシュケント国際空港のカウンター最新のスマホをお持ちの方は今はeSIMという手段もあるので、こちらの方がお手軽かもしれません。一応、価格面とネット接続の確実性という点では現地simの方が優位かなと思う。 ウズベキ

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          ウズベキスタン simカード事情(2回行ってみての最適解)

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          タジキスタン 旅行情報 simカード編

          私が買ったのはMegafoneのsimカード、現地でいえば一番辺鄙なところでも繋がるsimカードらしい。日本でいうドコモ回線のようなもの。 海外では観光客からぼったくろうとしてくることが多いけど、タジキスタンはあまりぼったくり価格をふっかけられることは少なかった。 たいていの街ならば、どこかにはあると思います。 おすすめはGoogleマップよりもYandex Mapで調べるのがいいと思います プランは下記 相場(ВСЁ ПРОСТО+(フショープロスタ+)プラン)8GBで

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          タジキスタン 旅行情報 simカード編

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          南会津 大幽東ノ沢

          序文南会津、その響きを聞くと思わず身震いしてしまう山域の一つだ。 なんの変哲もないへっぽこ登山者の自分が果たして足を踏み入れて良いものか、この山域の人の少なさから来る怖さみたいなものを常々感じていた。 ましてや2023年に就職してから、土日の週末に山へ通う元気もまばらになっていた。そんな時にワンゲルの後輩のNくんから声がかかった。本格的な沢中泊、そしてネット上に出ている記録の少なさからくる不確定要素に不安を覚えながら、沢登りしてきた。 ぶな林南会津の沢でみてまず感じたのはぶ

          南会津 大幽東ノ沢

          中央アジアの秘境"fann 山地"旅行記-Part 7- 〜Sarvodaから首都ドゥシャンベへ〜

          Taxi to Dushanbe下山で乗せてくれたおっちゃんにどこにいくのか聞かれ、できればドゥシャンベにいきたいと答えると、弟がタクシーの運転手やってるから紹介するよと言われ、言われるがままにsarvodaの団地まできた。 団地はソ連風の団地で生活風景そのままといった感じ。例えるならば故郷の県営住宅の雰囲気そのものであった。おっちゃんの提示値段は500ソモニ。シェアすればもう少し安くなるだろうからОчень Дорогой。交渉で$50で100ソモニ返すという結果になった

          中央アジアの秘境"fann 山地"旅行記-Part 7- 〜Sarvodaから首都ドゥシャンベへ〜

          中央アジアの秘境"fann 山地"旅行記-Part 6- 〜アローディン湖からVertical Alaudinを経てSarvodaへ〜

          頭痛、発熱そして、麻黄附子細辛湯4日目 夜間、麻黄附子細辛湯飲み、万全の暖かさでねる。汗とてもかく、呼吸数も多くおそらく発熱。水分補給に徹し、夜中よく尿意で起きて外へ出た。ロバがそこらで起きていてなんども会うので仲良くなれた気がする。 早くに寝たので深夜に一度目が冴えるのでスマホに入った中島みゆきを聞く心に沁みわたる。 湖畔さんぽ朝起きて、体調はマシになったので、回っていなかったアローディン湖ともう一つのギター湖?をみに一周する。アローディンのメインの水源は川だと思ってい

          中央アジアの秘境"fann 山地"旅行記-Part 6- 〜アローディン湖からVertical Alaudinを経てSarvodaへ〜

          中央アジアの秘境"fann 山地"旅行記-Part 5- 〜アローディン湖からムトゥニー湖往復〜

          8/22 低い気温とヒリつく日光7:27発 行きは快調。荷軽し。日陰で10度くらい。夜は10度弱も湿度低く体感温度は低い。 荷物をデポして、谷を詰めてムトゥニー湖を目指す。背負う荷物が軽くなり軽快に氷河圏谷の中を登っていく。気温が低いが、この地特有の日差しの強さでそこまで寒さは感じずに登ることができる。光があたると20度弱なのだが3200m超えたあたりで登っていてちょうど良いが肌寒い。 濁ってたムトゥニー湖1000mほど登ると本日の目的地ムトゥニー湖が見えた。今まで見て

          中央アジアの秘境"fann 山地"旅行記-Part 5- 〜アローディン湖からムトゥニー湖往復〜