協会指定管理者(上級)の研修を受けました⑧
地域を明るくするリハビリテーション専門職の会 大和の岡原です。
当会は、市民活動団体として地域を明るくすることを目的に活動しています。
今回はリハビリ、理学療法士に関する記事です。
私は普段、病院で理学療法士として働いています。
2022年度から主任としての役職をもらい働いています。
以前、日本理学療法士協会指定管理者(上級)の研修の申し込みをしました。
その研修はイーランニングでの動画を9種類受講するのが取得条件です。
データベース作成
今回、八回目の研修内容です。
Ⅱ.管理者に必要な基本的知識・資質について理解する
③ データベース作成
内容は載せることはできませんが、気になったことなどを簡単に記載していきます。
ドナベディアンモデル
医療の質をどのように評価するのかについて、ドナベディアンモデルというものがよく活用されます。
ドナベディアンは医療の質を評価する場合、「構造(structure)」→「過程(process)」→「結果(outcome)」という3つの側面から行うことを提唱しています。
これを「ドナベディアンモデル」といいます。
①構造(STRUCTURE)
構造(ストラクチャー)とは、医療が提供される諸条件を構成する因子のことです。
例えば「1病床あたりの医師・看護師の人数」、あるいは「設備の投資規模や情報システムの有無」などです。
②過程(PROCESS)
過程(プロセス)とは、「医療がどのように提供されたか」です。簡単にいうと「どのようにしたのか」です。
診断、治療、看護、手術、リハビリテーション、予防、接遇、患者や家族の医療への参加などのようなものがあります。
③結果(OUTCOME)
結果(アウトカム)とは、提供された医療に起因する個人または集団の変化のことです。
つまり「どうなったのか」です。
「構造」と「過程」を経て、その結果どのような状態になったのかをみるのが「結果(アウトカム)」です。
評価そのものが目的ではなく、あくまでも質の評価は「医療の質向上のため」に行うものであるということが大切です。