糸を引くおもしろさ。『幻のアフリカ納豆を追え!』高野秀行
定期的に読みたくなる高野さんの本。今回のテーマは、納豆。この本より先に『謎のアジア納豆』っていう本を出していたらしいけど、まあ、こういう読書は気分なので、順番とか前後しても問題なし。高野さんの本は、いつ読んでも、どこから読んでもおもしろいから大丈夫。
私の人生の裏で糸を引く怪しいやつがいる。それは納豆だ。
ほら、プロローグの1行目から、もう高野ワールド。
高野さんは東南アジアへの旅で、何度も納豆の仲間と出会ってきた。でも、それほど強い印象はなかった。でも、東日本大震災の