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食欲が止まらないのは睡眠不足が原因かも
なんだか食欲が止まらない…。
少し太ってきたかも?
こんなことが気になっていたら、食事や運動を見直すのと同時に、睡眠も見直すと良いだろう。
何故なら、睡眠が不足すると食欲に関わるホルモンの分泌が異常になるからである。
食欲に関わるホルモンとは?
食欲に関わるホルモンと睡眠との関係性をまとめると下記のようになる。
・グレリン:食欲を増進するホルモン、睡眠不足になると分泌量が増える
・レプチン:食欲を抑制するホルモン、睡眠不足になると分泌量が減る
つまり、睡眠不足になると食欲が止まらなくなるのだ。
しかも、甘いものや脂っこいジャンクフード等を欲するようになるから、太りやすさに拍車がかかる。
では、一体なぜ睡眠不足になると食欲が止まらなくなり、太りやすいものを食べたくなるのか?
それは、睡眠不足によるストレスや免疫力の低下といった"身の危険"を察知し、脂肪を蓄積しようとする防衛本能なのではないかと思われる。
もし、「最近食べ過ぎてしまう」とか「ジャンクフードばかり食べてしまう」と感じていたら、睡眠時間が十分とれているのか気にかけてみると良いだろう。
睡眠時間と太りやすさの関係
睡眠時間と太りやすさには次のような相関性があると言われる。
睡眠時間 太りやすさ
5〜6時間 1.2倍
4〜5時間 1.5倍
4時間未満 1.7倍
また、睡眠不足の人は『1日あたり385kcal余分に食べている』と言うデータもある。
385kcalがどれほどのものかと言うと、大盛りのご飯一杯分に相当する。
このカロリーを有酸素運動(ランニングや水泳、自転車)で消費するには体重60kgの人で1時間も必要になる。
これを知ると、夜な夜なダイエットの為に運動するよりも、さっさと寝て7時間以上寝た方が楽に太り難くなれることがわかるだろう。
それに、その方が精神的にも肉体的にも健康的だ。
ダイエットは継続が最も大切だが、それが難しい。
だからこそ、無理なく効率の良い取組みが必要だと思うのである。
一生懸命に運動や食事制限をするのも良いが、「しんどい割には成果が出ない」と感じていたら、睡眠時間を見直してみては如何だろうか?
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