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WataL
2018年10月12日 15:10
うつしみのペットボトルを手に女神 自由にかけてとりどりの色冷めぎわの石を抱えた人々の街路で交わす幸運、帰路は又聞きの第三者いま伝えたしシャワーヘッドを傾ける彼なつうりの果肉に重き「嫌」があり連れられて来た憎らしさ故川魚の腹のごときの息づきはナイルあなたが生まれるまえから霧の夜の鑑賞者たる目は覚えて切り離された根城を見やる手元には秋の感触目も耳も大気の流れに「おや、」と言うの
2018年10月5日 09:25
ふと晴れて汽笛きこゆる原子的生物の顔が電車を降りるキャンプとは幻想である。沿岸の露店で父はランタンを買う少年が見てる大陸「いやだ」って言えばわたしもそうなるのだろミツバチの来訪待てど日は長く同じ速度で露は落ちるかなすり付け合い笑む穂つぶさまで知ってほしいと言いたくて止まず今君の気分じゃなくって腹立たし白浜にそっと銀の矢立たせクレマチスの交配知らぬ人々の雨かと思い君を見上げる