我々が勉強 studying をおこなうときには常に認知負荷がかかっている。認知負荷は一定以上は学習 learning するときに必要で、一定のラインまでは認知負荷が増えれば学習量も増える。しかし、そのラインに近づくに連れて認知負荷をかけても学習量はさほど増えなくなり、さらにラインを超えて認知負荷をかける(=過負荷)と学習量も記憶量も低下してしまう。
この認知過負荷を下げるためのひとつの方策としては認知負荷を降ろす作業を含むような勉強法を採用するというのがある。著名な教育YouTuberによると、マインドマッピングはその有力な手段だという。そこで、私自身も書籍を読むときにマインドマッピングを使って理解を深めることにチャレンジした。とはいえ、いきなり長いテキスト丸ごとというのは難しいので、今回は人権について論じた『〈権利〉の思想』という本を斜め読みしていった結果を少し共有するに留まる。
1 目次をみてキーワードを拾い、線や矢印でつなげてみる
2 「序文」のみ読んでマジックで上から読み取れた重要な内容を書き込む
3 上記2枚の内容をみて、詳細を省いてシンプルに清書し直す
4 著者あとがき・解説を読んで、追加の重要な概念や関係をマジックで書き込む
5 上記の書き込み作業によって、自分にとって重要かつ興味ある観点を確認したので、それに沿ってマップをシンプルに再編成する。詳細と思うものは書かない。
(1,759字、2024.07.18)
参考動画
学習のためのマインドマップの3段階
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