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メモ・構想・スケッチ

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第三者の読みやすさを考慮していないメモ書きやドラフトなどです。
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記事一覧

AIとの対話:スペースの使い方とコミュニケーションについて考える

ある日、私は試しにスペースを開いて、AIと会話しながらどんな流れになるか試してみることにし…

ふかくさ
2か月前
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私の語り方と西洋哲学の伝統;類推スキルアップしてうれしかったこと;あなたの語りは…

本記事でイイタイコト自分の語りスキルアップがうれしい。なぜなら長年視野の広い語りという…

ふかくさ
2か月前
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何もせずに生きることはできない;あなたは常に何かを待っている

無としての個人、ハコとしての共同体私=自己とは無である。なぜならば、私を取り巻く環境も…

ふかくさ
2か月前
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チルする;共に待つ;発言のラリーそのものを楽しむ。そのために、敢えて閉じない;意…

先日、括弧(かっこ)について話しました。 我々の人生には「閉じカッコ」がありません。常に開…

ふかくさ
3か月前
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コロコロコミックNo.559(2024)

方向性に行き詰まったとき、なにか新しいものに気が付きたいとき、私は自分の〝原点〟に愚直に…

ふかくさ
3か月前
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超越者からの愛; あるいは超越性としての超越性

超越者は超越的である。すなわち、世界あるいは現象の「内側」で観測され概念化される類と種差…

ふかくさ
3か月前
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超越者の特徴;ありふれた超越者

分類と範疇と超越者;アリストテレスの分類とセム系一神教の神学この世にあるありとあらゆる者には名前がある。かつ、およそ名前があるものはすべて何らかの分類の網にかかっている。例えば、御影石、ススキ、アザラシ、スペイン人、日本列島、ハプスブルク家、富士山、米国、株式投資、物理学、労働組合などの名前があり、これらはそれぞれ上位の分類を持っている。例えば、御影石は石(鉱物)の一種であり、アザラシは哺乳類(動物)の一種である。 分類の中でも最上位の分類、つまりそれ以上「~の一種である

分断を防ぐために中庸を知り、中庸をつくる。そして新しい関係、新しい共同体、新しい…

政治学者のフランシス・フクヤマがリベラリズム=「法の支配」の美徳を再確認するときも、文献…

ふかくさ
4か月前
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マインドマップ演習:笹澤『〈権利〉の選択』斜め読み trying to encoding a book by …

我々が勉強 studying をおこなうときには常に認知負荷がかかっている。認知負荷は一定以上は学…

ふかくさ
7か月前
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構造と機能を超えた何か、あるいは夢オチして出会う超越者 out of structures & funct…

学問的な調査や分析は、一般にその対象の特徴や機能を調べるものである。 構造と機能この特徴…

ふかくさ
8か月前
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構造・機能・内容?

※この記事は特に読者に不親切で、この世で深草しか知らないような知識を整理するためのもので…

ふかくさ
8か月前
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機械仕掛けの神 a god from the machine

機械仕掛けの神 deus ex machina と言えば、古代ギリシアの芝居で使われた神様の姿を描いたハ…

ふかくさ
8か月前
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表を作成するテスト table

$$ \begin{array}{|c|l|l|} \hline ウエストサイド物語 & 1961 & 手元のDVDプレイヤーではリー…

ふかくさ
10か月前

倫理学と反出生主義について私が知っていること

昨晩(3月7日深夜)は反出生主義の話をしている人がいたので、主にベネター David Benatar の反出生主義について簡単に知っていることを話した。 ベネターの反出生主義は功利主義の一種反出生主義は功利主義の一種である。なぜならば、結果(帰結) consequence として取得できる快楽と苦痛の利得を計算するのが功利主義の特徴であり、それは反出生主義も共有しているからである。例えば、ベネターは生まれた場合の快楽と苦痛と、生まれなかった場合に生まれなかったことによって生