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メモ・構想・スケッチ

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第三者の読みやすさを考慮していないメモ書きやドラフトなどです。
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記事一覧

コロコロコミックNo.559(2024)

方向性に行き詰まったとき、なにか新しいものに気が付きたいとき、私は自分の〝原点〟に愚直に…

ふかくさ
7日前
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超越者からの愛; あるいは超越性としての超越性

超越者は超越的である。すなわち、世界あるいは現象の「内側」で観測され概念化される類と種差…

ふかくさ
13日前
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超越者の特徴;ありふれた超越者

分類と範疇と超越者;アリストテレスの分類とセム系一神教の神学この世にあるありとあらゆる…

ふかくさ
2週間前
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分断を防ぐために中庸を知り、中庸をつくる。そして新しい関係、新しい共同体、新しい…

政治学者のフランシス・フクヤマがリベラリズム=「法の支配」の美徳を再確認するときも、文献…

ふかくさ
1か月前
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マインドマップ演習:笹澤『〈権利〉の選択』斜め読み trying to encoding a book by …

我々が勉強 studying をおこなうときには常に認知負荷がかかっている。認知負荷は一定以上は学…

ふかくさ
3か月前
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構造と機能を超えた何か、あるいは夢オチして出会う超越者 out of structures & funct…

学問的な調査や分析は、一般にその対象の特徴や機能を調べるものである。 構造と機能この特徴…

ふかくさ
5か月前
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構造・機能・内容?

※この記事は特に読者に不親切で、この世で深草しか知らないような知識を整理するためのものです。 通常、材料xを分類・分析するときは色々なやり方がある。例えば、xが物質であるならば、それは鉱物なのか、植物なのか、動物なのかと考察し、仮に動物であるとしたならば、動物が備えているべき特徴の範囲でどんな特徴を持っているのかいないのか、持っているとしたら幾つあるのかと考える。例えば足はあるのかないのか? あるとしたら、二本脚で立つのか、四本脚で歩くのかといった具合である。このようにxを

機械仕掛けの神 a god from the machine

機械仕掛けの神 deus ex machina と言えば、古代ギリシアの芝居で使われた神様の姿を描いたハ…

ふかくさ
5か月前
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表を作成するテスト table

$$ \begin{array}{|c|l|l|} \hline ウエストサイド物語 & 1961 & 手元のDVDプレイヤーではリー…

ふかくさ
7か月前

倫理学と反出生主義について私が知っていること

昨晩(3月7日深夜)は反出生主義の話をしている人がいたので、主にベネター David Benatar の反…

ふかくさ
8か月前
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メモ:リサーチクエスチョン RQ 立案から論文生産のロードマップについて

本書は論文執筆におけるリサーチクエスチョン立案について、スキマ埋め Gap-spotting 型(=G型)…

ふかくさ
8か月前
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PREP法を意図した投稿集

PREP法とは文章を簡潔に書くための配列法である。PREPは並べる事項の頭文字を並べたものとなっ…

ふかくさ
9か月前
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(メモ)yshmt_suitman氏からのご指摘の整頓

私が書いた会計学に関連する発表原稿に対してyshmt_suitmanさんから頂いた指摘に対して、力不…

ふかくさ
9か月前
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デノテーションとコノテーション

西澤(2005)によると、資産と負債に対する言語的アプローチにおいてはデノタティブなレベルとコノタティブなレベルを分けるべきだという提案がなされている。ここで、資産と負債とはデノタティブなレベルで既に重要な違いがあると西澤はみているようだ。それが両者の非対称性を主張し強調する根拠となっている。 とはいっても、まずはデノテーションとコノテーションとの区別について理解を固めておく必要が、私自身ある。 西澤はロラン・バルトの説明を引用する。記号においてはその外形Eと内容Cが意味