公示地価、バブル以降で最大の伸び率
2024年の公示地価が発表されました。
公示地価とは、簡単にいうと、「全国の不動産鑑定士等が決められた地点を毎年評価して国道交通省が発表する土地の価格」です。
公示地価の価格がそのまま売買の価格になるわけではありませんが、全国で一律に比較できるメリットがあります。
今年はコロナが収束し、オフィスに人が戻ってきました。
東京にも人が戻って来たため、東京の商業地ではオフィス需要が高まり5.6%上昇したようです。
また、インバウンドの回復が顕著で全国的に観光地の地価が上昇しています。
大阪の道頓堀付近では商業地の上昇率が1位になりました。
北海道の富良野市は「第二のニセコ」と言われ、観光地としての開発が行われているため、地価が上昇しているようです。
特殊な要因の上昇では、台湾の半導体会社が熊本県に工場を開設したためその周辺の地価が33.2%も上昇したそうです。
足元では景気の回復が感じにくいですが、地価の上昇、株価の上昇、賃金の上昇など、景気回復の兆しが顕著に表れています。
今後の日本の景気回復に期待したいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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