秋の夜長は歴史小説に浸りたい📗冬がくるまでに積読本をどごまで読破できるだろうか?!
積読のクセがなかなか治らない。
いったい積読本が何冊あるのだろうか?
本を買ったけど……、
読まずに部屋の隅に積んである。
もっと成長してから読もうと、そのまま本棚の飾りになったものもある。
ひどいのは、同じ本をまた買ってしまったことだってある。
最近では、本を買うことは減ったけど、積読のクセは顕在だ。つい最近もやってしまった。
また積読本になってしまう?!
今回のきっかけは、新聞の新刊紹介で目に止まったこの記事。
佐藤厳太郎 著「控えよ 小十郎」。
日本の戦国時代を舞台にした歴史小説だ。
高校生のときに見たNHK大河ドラマ 独眼竜政宗。
渡辺謙さんの迫力ある演技に圧倒された。
35年以上たった今でも、強く記憶に残っている。
「控えよ 小十郎」の小十郎とは、独眼竜政宗こと伊達政宗の右腕だった片倉小十郎景綱のこと。
なつかしい……。当時の記憶がよみがえる。
新聞の書評のとおり、片倉小十郎を西郷輝彦さんが演じていた。
片倉小十郎は、伊達政宗が幼いころから終生そばで支え続けた人物。智の片倉小十郎と、三浦友和さんが演じた武の伊達成実(しげざね)は、名将の多い伊達家中でも文武の双璧だ。
新聞の書評を読んだだけで、ワクワクしてきた。
9月のはじめ、書店でたまたまこの本を見つけて、思わず買ってしまった。
今回は、かならず読もうと、よく目につくテレビ脇の本箱の上に置いた。それから毎日目にしてたけど、すでに2カ月が経過。
やばい、、、積読本になってしまう。
歴史小説好き
歴史小説は、20代〜30代にかけて よく読んだ。
小説なのでフィクションの部分もあるけど、歴史上の人物の生きざまに興味がわいた。
はじめのころに読んだのは、
柴田錬三郎の「三国志 英雄ここにあり」
吉川英治の「宮本武蔵」
池波正太郎の「真田太平記」などなど。
小説に登場する歴史上の人物にワクワクした。
まだ知らない、どんな生きざまの人物がいるのだろう……と、書店をウロウロして、気になる人物を題材にした本を次から次へと読んだ。
歴史小説の中でも、戦乱の時代をテーマにしたものが好きだった。
判断を誤れば、すぐそこに滅亡や死がある時代。人間の最も尊い命の攻防が描かれている。命がけの真剣勝負の生きざまを感じることができた。
小説の主人公は、歴史上の勝者ばかりではない。
敗者でも、キラッと強い輝きをはなつ人物もいる。後世に語り継がれるほどの見事なまでの死にざまを描いた作品もある。
そして気づけば、中国古典に出てくる人物の歴史小説にまで広がっていた。
歴史小説は役立つのか?
今まで読んだ歴史小説が、自分にどう活かされ、役立っているのかは、はっきりいってよくわからない。
でも、自分のこれまでの判断や選択に少しは影響を与えていると思いたい。
平凡でも波乱でも、とんな人生でも、多かれ少なかれ困難な出来事や岐路に直面する。そのときの判断や選択、気持ちのもちように、歴史小説に登場する人物の生きざまが、教訓として影響を与えてくれるはずだ。
やはり歴史小説は、人生を豊かにしてくれるものの1つなのだと思う。
さて、これから読む「控えよ 小十郎」は、どんな人物像で描かれ、どんな世界観が展開するのだろうか。
noteに書くことで覚悟をきめて、積読本を読みはじめたい。
秋の夜長は歴史小説の世界にひたりたいと思う。
あっ!、たしか、前に買った 宮城谷昌光「管仲」、司馬遼太郎「城塞」も未読だった!!!
ん〜〜、秋はあとひと月、冬がくるまでに積読本をどこまで読破できるだろうか?!
お読みいただきありがとうございました🍀