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そんなに慌てて成長しようとしなくていい

新年度、新しい環境の中で新しい仕事や役割につく中で、1日も早く色んな事を吸収して成長したいと意気込む方も少なくないと思います。


もちろんその姿勢はすごくいい事なんだけど、これがそのままいき過ぎてしまうと、周囲と比べた自分に落ち込んでしまったり、「出来てない感」が強くなって自己肯定感が下がったりする事もあります。


多少なりと人のマネジメントに携わらせてもらってきた経験から見ると、やっぱり人が成長するのって、どんなに仕組みや体系化を進めていっても、各々の気持ちというか内面的な成長ってそんな手っ取り早くできるものではないと思うんです。


特に僕らは対人援助の仕事をしているわけで、人が相手である、ということはそうそう簡単な事ではありません。
支援をしていく中でのプロセスや、いろんな出来事、いろんな方と関わり見てきた経験そのものが財産になったりします。


シンプルに引き出しが少ないうちにいろんなことができるようになるわけではない、というのは至極当たり前で、それは知識とかノウハウだけで埋めていくことができる、というものではないです。


だからこそ周りを見渡して先輩ができていることを自分もすぐに出来なければいけない、というのが「焦り」や「プレッシャー」になってもよくはありません。


ここはマネジメントをしていく上でも多分重要なところで、新しい環境に身を置いたばかりの方への育成と環境を仕組みや体系化された研修だけに頼るのではなく、成長しやすい職場の土壌を作っていかないといけないと思います。


新年度、改めて感じた事でした。




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