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こんにちは。幼かった頃の、ひとりぼっちだった私。

 先日から始めた「自己否定をやめるためのワーク」、明日でもう10日目を迎える。

 といっても、教材として使っている本のタイトルは『自己否定をやめるための100日間ドリル』。
 ここまできてやっと、10分の1が過ぎようとしている。

 10日近く続けているうち、頭の中にうっすらと、あるイメージが浮かび上がってきた。
 幼稚園の頃くらいの、いつもひとりぼっちだった私。

 いつも自分の部屋で、お人形やぬいぐるみたちと遊んでいた。
 それが幸せだった。
 でも、それ以外にあまり「幸せ」と思えることはなかった気がする。
 自分の部屋からなるべく出たくなかった。

 今の私は、当時の私よりも多少は強くなったと思う。
 あ、でも、どうかな。そうでもないかも。
 ただ、自由に使えるお金と時間はある。そして、幼かった頃の私を守ってあげられる住処がある。

 今の私は、当時の私をしっかりとかくまいたい。
 大好きなお人形たちやぬいぐるみたちと、一緒の時間をたっぷり過ごしてもらって、寝たいときには寝てもらって、食べたいものがあれば教えてほしい。買ってくるから。
 泣きたきゃ大声で泣けばいいし。私はヘッドフォンで好きな音楽を聴くかなんかして紛らわす。
 そしてたまにはお出かけしたい。アイスクリームやソフトクリームを一緒に食べに行きたい。たまにはパフェもいいな。
 とにかく、ありのままの彼女を認めて、好きなことをなんでもさせてあげたい。私はいつまでもそばにいるし、鬱陶しいなら距離を置くし。
 あぁ、書いているうちに、なぜだか心地よくなってきて、眠くなってきた。

 「自己否定をやめるためのワーク」を続けるうちに、この幼かった頃の私は、どんどん輪郭がはっきりしてくるのかもしれない。
 彼女を抱きしめて、「あなたは私にとって大切な存在だよ」と何度でも伝えたい。あんまりしつこいと鬱陶しがられそうだけど。

 「幼かった頃の私」のイメージが浮かび上がってきたということは、このワークが順調に進んでいる証拠なのかもしれない。
 無理しない程度に、ぼちぼち進めていきたいな。

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さちともこ
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