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noteご近所さんの関連ワイン飲んでみた

noteでフォローしている方の中には、ワイナリーの方も、ちらほら。
最近、そのなかのお二人が関係するワインを購入してみました。

Book Road 葡蔵人

まず、この春から東京都台東区にあるワイナリー「ブックロード」にお勤めのますたやさん!

ワインが大好きで転職をされて、数ヶ月。
さらっと「ワインが大好きで転職」と書きましたが、とてもすごいことですよね!
重いワイン箱などを運ぶため筋肉痛になったり、ブッチャーというブドウを絞る機械に入ってびしょ濡れで洗ったりしつつも、職場にお友達を呼んでワイン会を開催したり、すごく楽しそうに働いていらっしゃる様子😆

そんなますたやさんが、ブックロードのワインの中から、「母の日」にプレゼントするワインに選ばれたのはこちら!

葡蔵人 醸し甲州 1806-74 2022

タコラベルのオレンジワイン

オンラインで購入してみました。
ブックロードさんのワイン、初めてです。
このラベルを見たらタコに合わせないとね、と思いつつ機会をねらっていました。

ある夜、スペインオムレツとシーザーサラダの用意がしてあった暑い日。
タコワイン飲んでみたいっ!という衝動が抑えられず。

チーズのせスペイン風オムレツ&パン、シーザーサラダ

じゃがいも、プチトマト、ベーコン入りのスペイン風オムレツにとろけるチーズをのせた料理と、ややタンニンのあるオレンジワインが良く合いました!

このワイン、料理に合わせやすいですね。
旨味がありつつドライで、タンニンがいいアクセントになっています。

そして、カジュアルでフレンドリーな印象。
ぐびぐびと飲みやすくて、楽しい雰囲気のますたやさん(=新人マイコさん)のお人柄にも近いんじゃないでしょうか?!

とはいえ、ますたやさんに実際にお会いしたことはありません…。
今度、ワイナリー&お店に行ってみようかな~🍷

Yelland & Papps(イェランド&パップス)

もうお一人は史(ふみ)さんです。
ワインをもっと知りたいと、ワーキングホリデーでオーストラリアに行って、ワイナリーで働いていらっしゃいました。

言語や文化の違いを感じながらも、前向きに働いていらっしゃる様子をnoteで偶然発見。
こちらは春、南半球は秋の頃に、収穫や発酵のお手伝いをされていたのが「Yelland & Papps(イェランド&パップス)」ワイナリー。

このワイナリーは、マイケルとスーザンのパップス夫妻により2005年に設立されたそうです。
ワイナリーのある「バロッサヴァレー」は、オーストラリア大陸の中南部、南オーストラリア州の州都アデレードの北東に位置します。
この周辺は、「アデレードヒルズ」「イーデンヴァレー」「クレアヴァレー」など、重要なワインの産地が連なります。
(はい、ソムリエ試験に出るとこです!)

ソムリエ・エキスパートの教本を見てみると、バロッサヴァレーの「シラーズの首都といえる重要産地」というところに赤いアンダーラインが引いてありました。

「標高250~300m程度と低い。栽培面積10,350ha。シラーズが栽培面積の5割を占め、黒ブドウが85%を占める。年間降水量は、450~650mmと少ない。(中略)ワイナリー数は150超。」(2019教本より)

単純計算すると、
栽培面積10,350ha ÷ 150ワイナリー=平均 約70ha / 1ワイナリーあたり
ということになりますね。
もし、ほんとにこれくらいの規模だとすると、ご夫婦でブドウ畑の収穫・発酵管理をするのは、すごく大変なんじゃないでしょうか。
だから、史さんのようにお手伝いしてくれる方が必要なんですね。

今回はルーサンヌの白ワインを購入しました。
というのも、▼この記事の「ブルムー ルーサンヌ」が印象的だったから。

でも、「ブルムー」はなかったので、「シングル ヴィンヤード」のルーサンヌです。

イェランド&パップス シングル・ヴィンヤード ルーサンヌ 2021
Yelland & Papps Single Vineyard Roussanne

トスカニーで購入

ルーサンヌの主な産地は、フランスのローヌ地方です。
魚介類、なかでもシーフードグラタンのようなクリーミーな料理と相性がいいと言われます。

蒸し暑い日が続くなか、バターを使った料理は重いなと思い、サーモンや白身をソテーして生クリーム&マスタードソースにしようかと機会をねらっていました。

そんななか、海鮮丼の用意がしてあった日に、スーパーでお刺身の魚を見ていると、鰻の蒲焼きと目が合います。
「土用の丑の日」の頃になるとお高くなりますが、中国産はまだ通常価格です。
鰻丼にしましょう!

ガリ刻んでお酢などとご飯に混ぜて酢飯にし、韓国海苔もちぎってのせます。
その上に、1度洗ってから、フライパンで温めてタレをかけた鰻の蒲焼きをのせます。
1度洗うと、臭みがとれて中国産でも美味しくいただける、裏技です。

チラシ寿司風な鰻丼
(ラフな盛り付けはご愛嬌)

ここまで準備できてから、「これはルーサンヌもイケるんじゃない?」と思い付きます。

ルーサンヌ開栓!
スクリューキャップだから開けやすい。

ワインは黄桃のような黄色い果実の香り、果実味が豊かでコクがあり、柑橘類のような香りときれいな酸もあり、余韻はやや長め。
鰻丼に合わせてみると、甘辛いタレや脂がのった鰻に、果実味が豊かなワインは負けていません。
酢飯とワインの酸味も相まって、良く合います。

鰻は冬にカベルネ・フランの山形ワインと合わせて最高でしたが、今回の夏バージョン鰻丼にコクのある白の組み合わせもありだなと思いました。

パップス夫妻のワインとっても美味しいですね~♪
ルーサンヌは、まだ飲みきってないので、別の組み合わせ(エビフライのタルタルソースとか)もやってみます。

バロッサヴァレーといえばの「シラーズ」も気になるので、またチャレンジしますよ!

史さんは、次の秋もお二人のところにお手伝いに行かれるんでしょうか。
現在、ワイナリーは閑散期なので、史さんはケアンズのレストランで働いていらっしゃいます。
今後のオーストラリアワイナリーでの活動も注目!

このように、noteご近所さん関係のワイナリーのワインを飲んでみるのも楽しいですよね。
こんな方が作ってるのか~!と思いながら飲むと、「らしいな」とか「これすごい」とか、伝わってくるものが多く強くなります。

noteに投稿されているワイナリーさんでは、「ノーザンアルプスヴィンヤード」さんをご紹介したこともありました。

是非、あなたの日常にもご近所ワインを!

今回もお読みいただきありがとうございました🥂

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