シラスと春キャベツのパスタ、イワシのオーブン焼き&島ワイン~日伊の料理とワイン③サルディーニャ編~
お料理とワインの相性がすごくいい、マリアージュ~♪ って思ったことありますか?
私がフォローさせてもらってる「るもわ脛(すね)」さんは、シーフードとお手頃価格のワインを中心に、好相性の組合せを探求されています。
相性は5つ星が満点で、普段は3つ星あたりが多いですかね。
そんななか、先日5つ星がありました!!
イワシを塩漬けしたアンチョビと、イワシの稚魚であるシラスのパスタ。
ある意味、イワシの親子パスタです!
そのパスタにイタリアのサルディーニャ島の白ワインを合わせたところ、相性がとてもよかったとのことで、5つ星⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
これ絶対美味しいやつですよ!
試したくなりました!レッツトライ🥂
シラスと春キャベツのパスタ
フライパンでオリーブオイルを温めてニンニクの香りを出し、バターも少し投入、アンチョビ、ザクザク切った柔らかな春キャベツをたっぷり炒めます。
キャベツがしんなりしたら、アルデンテに茹でたパスタをあわせて、アンチョビの旨みを絡めます。
お皿に盛り付け、大葉とシラスをトッピング!!
いざ実食!
アンチョビと春キャベツって合いますよねー!
さらに、大葉の爽やかな風味とシラスの優しい塩味も加わって、めっちゃ旨~😆
これ最高のパスタですね👍️
イワシのオーブン焼き
さて、この時はパスタだけでなく、イワシそのものも味わいたいと思って、南イタリアの定番料理であるイワシのオーブン焼きも作ることに。
こちらも、るもわ脛さんの記事にインスピレーションを受けました。
開いた(魚屋さんが)イワシを4尾、塩をしてしばらく置き、水分をふきとってから、オーブン用の耐熱皿に皮を下にして並べます。
コショウをパラリとしてから、オリーブオイル、パン粉、パセリ、粉パルミジャーノをまぜたものをのせ、230℃に余熱したオープンで16分加熱!(レシピは15分だったけど、うちのオープン弱いので、気持ち多めに。終了後もオープンに入れたまま余熱であちあちに。)
パン粉カリカリに焼けました!
これにレモン🍋絞って~、パクッ!旨~い!
パセリの風味とパルミジャーノの旨みも、イワシを底支えしてくれてますね。
ヴェルメンティーノのワイン
これらの料理に合わせようと、事前に注文・受取しておいたのが、「るもわ脛」さんが相性5つ星をつけられていたサルディーニャ島の白ワインです。
パーラ ソプラソーレ ヴェルメンティーノ・ディ・サルディーニャ 2021
Pala Soprasole Vermentino di Sardegna
パーラというワイナリーの、ヴェルメンティーノという品種でつくられたワインです。
ソプラソーレは「太陽の上の方」という意味だそう。
▼味わいや香りは、るもわ脛さんのコメントを参照しましょう。
ワイン単体でも美味しい~!!
ミネラリーで爽やか、ハーブのような青い風味が印象的です。
ソーヴィニヨン・ブランお好きな方に、ヴェルメンティーノはオススメですよ。
このワインをお料理に合わせてみると…
とってもとーっても美味しい🥂
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 星5つ!
ワインが甘くコクが増したような気がします~♪
これが相乗効果ですね。
最初の軽快な感じに加えて、甘露のような芳醇な余韻があります!
アンチョビとシラスに春キャベツと大葉の青い風味、イワシとカリカリパン粉にパセリの風味、いずれにも島ワインはバッチリ合ってたまりません。
サルディーニャ島のパーラ
ヴェルメンティーノはサルディーニャを代表する品種で、いままで飲んだことは何度かありましたが、パーラのワインは特に美味しいですね~。
しかも、今回のソプラソーレ、この品質で2,190円とは恐れ入ります。
パーラの他のワインも通販で購入したので、こちらもシーフードに合わせてみようと思います。
右端のエンテマーリは、以前イタリアワイン専門店で飲んだことがあり、その時はイサキのお料理にとっても良く合いました。
これも相性5つ星をいただけるんじゃないでしょうか?!!
イワシもイサキも、これから美味しくなるシーズンですね。
パーラのヴェルメンティーノと合わせるの、とってもオススメです!
パーラは、サルデーニャ南部のセルディアーナにある家族経営のカンティーナ(=自社畑のブドウでワイン造りをする小さなワイナリー)。
1950年創業で、3代目マリオ・パーラ氏がサルデーニャに古くから伝わる土着品種栽培に注力してから注目度があがったとのこと。
ブドウの品種は、ヴェルメンティーノに加えて、マルヴァジアや黒ブドウのカンノナウなどを栽培しているようです。
(今度、カンノナウも試してみよう。)
調べてみると、2019年時点で108ヘクタールの自社畑があるとのこと。
日本ワインの家族経営ワイナリーでは10ヘクタール未満の自社畑が多いようですので、日本人の感覚からすると、とても広大な畑をもっているカンティーナです。
この規模感も、値ごろ感のある価格帯で販売できる理由なのでしょうか。
今回、この「パーラ」にとても関心を持ちました。
なぜ土着品種を栽培しているのか?
なぜヴェルメンティーノ100%でこんなにバランスよく香り豊かなワインが作れるのか?
なぜ評価が高いのに価格を上げないのか?
どうやって家族経営で100ヘクタール以上の畑を維持しているのか?
ワインを作っていてどんな苦労があり、嬉しいことは何か、今後楽しみなことは???
イタリアで行きたいところがまた増えました。
さて、今回、るもわ脛さんの記事に完全にのっからせてもらいました。
そんななか、「日伊のワインと料理」シリーズにするか迷いました。
が、サルディーニャ島とパーラの関心が増して、これからもウォッチしていくという意思を強くしましたので、また(そのうちにー)リポートするということで、シリーズに加えてさせてもらいます!
最後に、るもわ脛さんは缶詰めとかピザとかBBQとか、ご家族でもマネしやすいようなシーフード料理とワインの組合せを楽しく、かつ、毎日アップされててスゴいです😆
是非、気軽にマネッコされることをオススメします。
美味しいマリアージュを体験できますよー!
今回もお読みいただきありがとうございます🍷