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夏に飲むべきワイン「ロゼワイン」


皆さんこんにちは皆さん新倉(シンクラ)です。

今日はロゼワインについて少し書いていきたいと思います。
皆さんにとって「ロゼワイン」はどんなイメージでしょうか???
ロゼはピンク色が特徴的なワインで、日本では「春にお花見をしながら飲みましょう」というのが多くのプロモーションを占めていたと思います。

勿論それは間違いではないと思いますが、私は是非皆さんに夏にキンキンに冷やして飲んで頂きたいと思っています。
なぜなら、フランスではテラスで飲む飲み物といえばロゼワイン。

夏にはロゼワインが「居酒屋で生ビール」くらい定着しています。

それはずばり、ロゼがもつ「リラックス」効果によるものでしょう。
ロゼワインには、赤ワインの渋いタンニンや白ワインのシャープな酸はなく、まろやかで飲みやすい。
そしてなによりグラスに注いだ時の色が美しく、眺めているだけでも気分がよくなる。フランス人が夏のヴァカンスにロゼを飲むのは、何にも考えずにリラックスして飲めるからだと言われています。

以前からワインを勉強や趣味の一環として愉しまれていた方々には
ロゼワインの選び方や楽しみ方って難しいと考えている人も多そうです。

ロゼワインには濃淡様々な色合いのものが存在し色合いの濃淡を基準に是非ロゼワインをチョイスしてみて下さい。

これが私からみなさんにお伝えしたい、いちばんのポイントです。
淡い色あいのロゼは、ブドウの色素の抽出が控えめで白ワインに近い味わい。色が濃くなるにしたがって、味わいもしっかりとしてきて赤ワインに近づいていきます。ですので、白に近い味わいの気分の時は、淡い色のロゼ。
ちょっと赤ワインが飲みたいという気分の時は、しっかりした色合いのロゼを選べばよいと思っています。

フランス料理のマリアージュに近い感覚だと思います。

南仏のロゼや南アフリカ・様々な国柄のロゼワインは多様な個性を発揮していて新しい発見があるかもしれませんよ。
和食をはじめ、中華、イタリアン、フレンチなど、ありとあらゆるジャンルの料理と、相性ピッタリの懐の深さを見せてくれるロゼワインですが、日本ではあまり消費されて来なかった過去があります。

その理由として、今まで日本では、実際はロゼを常時グラスで飲める飲食店はとても少なく、
小売店でもロゼのラインナップは非常に少なかったからです。

それに伴い、日本のレストランやショップでもロゼに詳しいソムリエも少なく扱いの難しさがあったのだと思います。だから日本では赤白等に比べ殆ど飲まれていなかったのです。

そこで、日本のワイン業界は「桜⇔ロゼ」というプロモーションを行い今に至ります。

一方で、

フランス、イギリス、アメリカでロゼがブームになったのは、「ロゼ=暑い夏を乗り切るためのワイン」というブランディングがうまくいったからと言われています。

すいすい飲めるけど、ちょっとほろ苦くて、食欲を刺激する。そんな性質を持ったロゼワインは、地球温暖化が進みまくる都会の夏では必需品になっているというのです。

だから、日本も「桜のシーズンのお酒」としてロゼを印象づけるのは、ちょっともったいない。

むしろその後の夏にこそ商機がある。日本も世界に見習って、クソ暑い夏=ロゼが似合う、そんな売り出し方をした方がいいと思います。

そして、さらに調べてみると、世界的なロゼワインブームを支えているのが「ミレニアル女子」ということがわかってきました。つまり20代〜30代前半の女性がロゼを飲んでいる。

彼女たちのアイデンティティは、当然「映え」です。

つまり、ピンク色のきれいなロゼは映える。ロゼを飲むアタシたちも映えている。
それが世界的大流行の一要因になっていると思います。
もちろん流行などもあるでしょうが、

国際的なワインのコンテストの議題で「各国に対するロゼワインの消費傾向に対して日本のロゼワインの消費傾向をどう考える???」「その販売のプロモーションの仕組み作りと傾向」というようなレポートを提出するような設問もあったそうです。

大それたことは一個人で難しいですが、少しでも「ロゼワイン」も皆さんに楽しんで頂きたいですし、ワインの楽しさを発見していきたいなぁと思っています。

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