特集08：常識を破って最高の品質を生み出せ！「畜産業界の風雲児特集」3冊 [特集リーダーズ]

何かの分野について知りたい、何かの知識について調べたい、こういう人の話を読みたい、と思った時には、そのジャンルや方向性のものを複数読んでみるという方法も有用です。

そこでこのコーナー「特集リーダーズ」では、あるテーマに沿った本をまとめて3冊程度を一気にご紹介していきます。

一つのテーマをいろいろな視点から多角的に眺めてみる、そんな洞察力を養うために、ぜひ活用してみてくださいませ。

【第8回】常識を破って最高の品質を生み出せ！「畜産業界の風雲児特集」3冊

これからの時代、最も信頼されるのは「最高の品質」です。

マスコミに取り上げられようが取り上げられまいが、売り込みが上手だろうが下手だろうが、最終的にリピートが増えて安定的な経営を手に入れるのは「最高の品質」であり、それに挑む姿勢です。

成熟した業界が必ず衰退するのはなぜかというと、「最高の品質」よりも効率よく利益を生む方法を求めるようになり、それが業界の常識となっていって消費者から見捨てられていくからです。

そんな成熟した業界、既存の業界ほど、「やはり最高の品質を求めることに立ち返ろう」と考えて、業界の常識を疑って挑戦を続けなければなりません。

「最高の品質」が特に顕著なのが、農産物・水産物・畜産物といった生鮮品の類いでしょう。

品質の良さは味ですぐに分かる、しかし品質の良さを求めるとそれだけコストと手間がかかる、そして流通や小売の壁がある…。

今回はそんな中でも「畜産物」、つまりお肉を育てる業界で、既存の常識を打ち破って最高の品質を追い求め、お客様の信頼を独自につかんでいった変革者たちの本を3冊取り上げます。

どれもビジネスに大いに通じる話が満載です。ぜひ参考にしていただければ幸いです。