TRs-795：歳を取るほど、若手に自分の悪い部分を指摘してもらい、若手に教えを乞う。 [トップリーダーズ]

スランプに陥って長らくタイトル戦から遠ざかっていた40代の中年棋士が、再びタイトルを活躍して復活できたきっかけは、20歳以上も離れていた若手の棋士たちに自分の盤面の癖を聞き、若い彼らを「先生」と呼んで弟子入りをしたからだった！

中年になると、若い人たちに悪い部分や悪い癖を指摘されるとカチンときて怒る人が多いですが、歳を取っても進化し続けていく人は、若者たちの指摘には注意深く耳を貸し、どんどん若者から情報を吸収していきます。

どうしても歳をとると気力や体力が衰えていくもので、若者たちに追い抜かれてしまいます。若者たちと成長していく年配の人たちは、いつも若者たちに一目置いて教えを乞うのです。

業界のトップリーダーたちの叡智や意識を本の中から学ぶ「トップリーダーズ」（TRs）。第一線のプロフェッショナルたちの発想、考え方、生き方などを、いろいろな必読本の中から読み取っていきます。経営者の方、マーケティング担当者、クリエイターなどビジネスマンの方々は特に、お仕事や書籍選びの参考にどうぞ。

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