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マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中…
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ…
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記事一覧

TRs-936:お客様の商品の利用の方法を表す、分かりやすい用語を用意してあげる。 [トップリーダーズ]

世の中の消費者の行動様式を一変させたカードが誕生するまでには、実験ではお客様が混乱しなかなか成功しなかったものの、お客様がやるべきことを端的に表した用語を用意することで、格段に成果が上がって誕生が実現した! 初めて見るものや初めて触るものは、どうやればいいのか、何からやればいいのかすら分からないものです。いくら詳しく説明しても、いくら分かりやすい場を用意しても、分からない人はいるのです。 そんな時には、お客様が何をすればいいのかという用語を作っておけばいいのです。「破って

TRs-935:不運はコントロールできない故に、不運と自分との付き合い方をコントロールしていく。 [トップリーダーズ]

一代で年商1兆円を突破するほどの巨大企業を築き上げた創業者は、その成功に至った第一の勝因は「自身の運のコントロール」であると語った! どんな人も、幸運と不運の波があります。運が向いている時は幸運が幸運を呼び続け、一転して不運に向かう時には不運が不運を招き続ける。そしてその時の行動が、その人の人生を大きく左右していきます。 運そのものはコントロールできるものではありませんが、自分の運との付き合い方は自分自身でコントロールできます。不運が続いている時には、さらなる不運を招かな

[勝手にセレクション] 歌詞がなくても作品を華やかに艶やかに飾る、インストアニメOP曲10選

毎週土曜日に配信中のメールマガジン『ビジネス発想源 Special』には、筆者が気に入っているものや印象に残っているものなどを伝える「フェイバリット発想源」というコーナーがあって、とっても好評をいただいておりますが、伝えられるのは毎回1つだけ。 そこで、1つのテーマに対して複数のフェイバリットを伝える、「勝手にセレクション」という新コーナーを始めました。 では今回も、気ままに「勝手にセレクション」をお届けします! ■歌詞がなくても作品を華やかに艶やかに飾る、インストアニ

TRs-934:どちらかを取らなければならない2つの問題には、「自分ならばどちらも取る」という意識を持つようにする。 [トップリーダーズ]

新型コロナウイルスが猛威を振るい、日本国中で除菌用アルコールが全く手に入らないほどに品薄になった時に、除菌アルコール以上に効果があるものとして業界で大きく注目されたのは、安全性と有効性の2つの問題のクリアを前提に開発された画期的商品だった! 「顧客満足を優先したら、コストが増大してしまうじゃないですか」などと、片方を取ると片方を捨てなければならない前提で発言をする人が多いですが、そのように勝手に対義にしてしまうと、諦めて何も前進しません。 新たな市場を生み出すためには、対

読書術09:読書数を増やしたい人は、「濃淡認識」を意識しながら本を探し読書を進める。[発想源式読書術]

「トップリーダーズ 〜読書発想源〜」で紹介される本は良い本ばかりなので、どうやったらそんな本を見つけ出せるんですか? …という読者の皆さんからの嬉しい質問に、調子に乗って答えをお伝えする「発想源式読書術」のコーナー。 確か『マーケティング発想源』が始まる前に「トップリーダーズ」が単独コンテンツだった頃が最後だったから、かなりお久しぶりになります。 筆者は本来は極度の読書嫌いであり、何としても効率的に有用で有益な情報を見つけ出したいという考えで本を探したり選んだりしている

TRs-933:前例や慣習に縛られてそれを当然だと思っていると、 [トップリーダーズ]

ファンデーション事業が低迷してきた企業の工場で、立て直しを依頼された名経営者が指摘したことは、工場の職人たちに涙を流させるほど過酷なことであったが、不良品発生率が50分の1にも激減した! 「うちはずっと、このやり方だからねえ」と、以前から続いていることを守っていればいいと考えていると、そのうち時代に取り残されてしまいます。過去のことは捨てていかなければならないのです。 「昔は昔、今は今」という意識をきちんと持って、改革にあたっていきたいものです。 業界のトップリーダーた

TRs-932:「良いことだ」と思って長らく続けてきた習慣も、常に現在の効果をチェックしアップデートしていく。 [トップリーダーズ]

健康のために良いとされている食事方法や食材、ダイエットのために良いとされている運動や筋トレなどの多くが、実は身体を破滅へ導く間違ったノウハウだと専門医が指摘した! 「良いことだ」と思われて続けているノウハウが、実は科学的に否定されたり欠点が見つかったりすることはよくあります。しかし、それを知らなかったり聞かなかったことにしたりして、「良くないこと」となっても続けてしまう人がいます。 間違ったノウハウを続けても、どんどん自分が不利になっていくだけです。「良いことだ」と信じて

TRs-931:専門外の分野のことに触れておけば、事業や企画の限界を突破できる工夫が手に入る。 [トップリーダーズ]

国民的大ヒットゲームシリーズを生み出したゲームデザイナーは、ゲームデザイナーになるための専門の勉強をしたわけではなく、ゲームデザイナーを志望している若者たちに対して、ゲームデザイナーになるための条件として、独特な持論を挙げた! 他の分野のプロたちと一緒に仕事をするのだから、自分の専門分野のことだけに突き抜けていればいい、という有識者が多くいます。しかし、突き抜けた商品や企画を生み出す人というのは大抵、自分の専門分野以外のこともある程度は勉強したり経験をしたりしているものです

[発想源通信] 2025年1月号

「発想源通信」は、この『マーケティング発想源』をはじめとする「ビジネス発想源」シリーズに関係する諸連絡やコンテンツのご紹介などを、学級新聞的にお伝えしていくコミュニケーション記事です。 気楽に読んでいただければと思います。 ■2月から、「トップリーダーズ」が変わります! 紹介した本の累計がすでに900冊を超えてしまった、「トップリーダーズ 〜読書発想源〜」。来月から、変わるんです。 といっても、中身は変わらないんですけども。 変わるのは、「トップリーダーズ」のトップ

[スイス 子連れ旅行記](9)フリブール〜首都ベルン

「教育発想源」の番外編としてお届けしている「子連れ旅行記」。子どもと海外旅行に行こうというお話ですが、2017年に当時6歳だった長男と二人でスイスを一周した時の旅の様子を、「スイス 子連れ旅行記」として連載中です。 第1回、第2回、第3回、第4回、第5回、第6回、第7回と好評をいただいておりまして、前回は第8回。まだ一度も読んだことがないという方は、ぜひ第1回から読んでみてください。 降り立ったチューリッヒ国際空港でレンタカーを借り、スイス国内を時計回りにぐるりを巡ってお

TRs-930:時間をかける、量を増やす、という指導や教育は大した成果が出ない。思い切って、時間を削減する。 [トップリーダーズ]

長時間のハードな練習を毎日休みなく徹底的に取り組んでもどうしても予選で敗退し全国大会に出場できなかったラグビー部が、練習を週に3回、しかも1日の練習時間は90分だけに収めて練習内容を改造したところ、その年から予選で優勝し、全国大会への連続出場を果たした! 「営業の成果が上がらないから、もっと時間をかけて営業する」「勉強の成績が上がらないから、もっと時間をかけて勉強させる」というような、時間と量を追加していくタイプの指導や教育は大した成果に結びつかない、ということは今の時代、

[教育発想源]011:成績や能力を伸ばすために、最も大切な「ノート」とはどのような内容のノートか?

教育の本質を突き詰めていく新連載「教育発想源 〜異能な逸材の育て方〜」。 「教育」を正しく学べば、会社経営における人材の育て方、プロジェクト内におけるチームの鍛え方、さらにはお子さんの学習指導や乳幼児の育児と、人生のあらゆる場面で生かすことができます。 「マーケティング発想源」を読んでいる人だけが学べる、マーケティング的な独自の教育論。 ぜひこの「教育発想源」で学び、いろいろと考えてみて、自社の経営やお子さんの育児に活かしてみてください。 ■[教育発想源]011:成績

TRs-929:権限委譲は中途半端にせず、部下を深く信頼して完全に任せる。 [トップリーダーズ]

創業者が店の経営が軌道に乗った頃に、スタッフたちへのこれまでの権限異常のやり方を大いに反省してやり方を変えたところ、スタッフたちのやる気が変わり、店は多店舗展開を果たすほどに発展し、全国各地に何十人もの飲食店経営者を輩出した! 会社経営は権限委譲の連続です。権限委譲を正しくやらなければ、社長や上司たちの仕事や確認事項は無限に増えていき、任される部下たちは仕事のモチベーションが下がってしまいます。 権限委譲とは権限をどのように、どれぐらい委譲することなのか。よく定義して日頃

TRs-928:社内の全世代が共通して知っておくべき必須の知識や情報は、会社が予算をかけて提供する仕組みを作っておく。 [トップリーダーズ]

大ヒット作を次々に生み出しているクリエイター集団である企業の中に、大量の作品を収蔵する社内ライブラリを予算をかけて作っているきっかけは、創業メンバーと若いスタッフたちの世代間で名作への理解が違っていたことだった! 社内には20歳も30歳も差があるほどにいろんな世代の人たちがいるものですが、年齢が違えば観て育ったもの、使ってきたもの、知っていることも随分と差が出てきます。 しかし世代が変わっても、同じものを知っておけば「○○○のようにしましょう」といった共通言語が時間を大幅