モノの数と時間の関係
モノを手放す活動を続けていると、上のグラフのような傾向で減っていきます。これは、わたしの経験則からグラフを作成しました。皆さんは、この傾向、どう思いますか?
そうじゃない。もっとこうだ!とか、いや、わたしはこういう感じで減っていったっていうのがあれば、コメント欄に書き込んで、教えて欲しいです。参考にさせていただきたいと思います。
グラフを見ても分かるとおり、ある程度モノが減ると、踊り場というか「停滞期」を迎えます。
モノを減らすときは、ただ闇雲にモノを減らしていくのではなくて、ある基準、まぁ、マイルールとでも言いましょうか、そのルールに従って、モノを捨てていると、あるところで止まります。
マイルールでカバーしている「捨てる・手放す基準」は、割と限定的なんですよね。これはいいけど、あれはダメ、だから手放せない、これはまだ残しておこう、そういう葛藤があるわけです。
葛藤した結果、「残す」という選択したモノが残るわけですから。
ある一定のルールの下で捨てる、手放す、残すを決めていると、ある程度のところまでは、モノが減ります。だけど、そこからさらに踏み込んでモノを手放していくには、あなたの、そしてわたしの「聖域」にも手を入れていかないといけません。
その聖域に踏み込むまでに、結構時間がかかるのです。
停滞期は人によって様々。1ヶ月だったり3ヶ月だったり。1週間だったり。早い人だと1日かもしれません。捨てる、手放すという行為も実は意外と労力がかかっているから、労力によって生じたダメージを回復するまで、やっぱり少し時間がかかるんですよね。
停滞期にモノを買ってしまうと、リバウンドしてしまうんで、この期間は極力モノを買わないようにするのが良いでしょう。
さて色々な葛藤を生じてしまう停滞期ですけど、ここをある程度経験することで次に進めるんです。しばらく、当初よりもモノの少ない生活をしてみると、もう少し、「減らしてもいいよね」っていうポイントが見えてきます。
いわゆる、なくても問題ないと思えるモノが、生活の中から見えてくるんです。例えば「全く使っていないのに、家の中にあるモノ」が見えてきたりします。
物理的にモノの多さで隠れてしまい、単純に見えなくなってしまっているものかもしれません。あるいは、これまで全く「意識してこなかった」モノに、急にスポットライトを当てることになって、冷静に考えてみると「あれ、本当はこれ、いらなくね?」ってなるもの。
タイミングや感じ方は、人それぞれなので、脚光を浴びてなかったモノに脚光を浴びせるいい機会になるのは良いと思います。
脚光を当てたモノを一度、いるいらないを考えてみて、必要なら残しておく。不要なら手放す、捨てる。これをどんどん繰り返していけば、モノは減っていくはずです。
目的とするモノの量、空間の広さ(部屋の広さではないです)になるまで、続けていきましょう。
それでは、また。