「それでいい・なんでもいい」の使い方に注意
別れる原因は人それぞれですが、日々の積み重ねが、大惨事に至ることもあります。一つ一つの言葉が、実はボディブローのように効いて、最後ノックダウンとなる。まぁ、ノックダウンされるのは相手に限らず、自分の場合もありますが。
配慮が必要なのは「それでいい・なんでもいい」という言葉。
ミニマリストであっても、そうでなくても、パートナーに「それでいい・なんでもいい」は使い方を間違うと危険だと思います。というか、この言葉を使っていたばっかりに、取り返しのつかないことになりました(泣)
例えば、
彼女:今日、どこ行こうか。ショッピングか、あ、動物園に行くでもいいよね
わたし:あぁ、それでいいよ。
彼女:その後、お昼は●●でご飯にしよう
わたし:そうだね、なんでもいいよ。
彼女:・・・
そうなんです。
これ、ついやってしまいがちなんですけど「アカンやつ」です。
一見、相手の希望を全て叶えているようで、そこに「わたしの意思はない」と見做されてしまいます。まぁ、わたしとしては、「彼女と出かける」という目的が達成されているし、相手も満足している「はず」だから「それでいい・なんでもいい」と思ってしまうんですけど、違うんですよね。
そういうことで「それでいい」を連発してしまうんですけど、後の祭り。
「それでいい」「なんでもいい」のせいで、血祭りに会う可能性が・・・
例でわかりやすいので、デートシーンを持ち出しましたけど、普段の生活でも、もしこんな感じでやっていたとしたら、マズイです。
一事が万事、こんな調子だと、愛想をつかされてしまいます。
「それでいい・なんでもいい」と言うのは「どうでもいい」と解釈されるんです。
それくらい、会話には慎重には慎重を重ねて、一瞬たりとも気を抜いてはいけないのです。
気の抜けた時は返事をするのもかったるい(そう思っていても態度に現すのもマズいですが・・・)「それでいいよ」って言いがちなんですけど、そこは堪えて「何か意思表示を示す言葉を発する」ようにするのが、長続きのコツです。
むしろ積極的に「●●の方がいい」とか「こっちはどうかな?」とか、本当にそれでいいと思っているなら「それでいい」でもいいんですけど、滅多に使わない方が良いと思います。
なぜなら、それに慣れると「多用してしまう」からです。
ついつい、楽なほう、楽なほうに行きがちですけど、相手からすると「己の意思はないのか〜!?」ってなりますからね。
ケンカはした方がいいですけど、意見のぶつかり合いでの喧嘩は大いに結構。ケンカすることで、お互いをよく知り、妥結点が見つかる可能性が上がります。
でも、意見のぶつかり合いにならないケンカに発展してしまうと「冷戦」になってしまうので、それは避けたいところ。気がついたら「冷戦」から「大戦争」に発展してしまいますからね。
そうなってからでは、遅い。引くも地獄、行くも地獄状態になってしまいます。
ここはひとつ、「これでいい・なんでもいい」スタンスはやめて、使うのをゼロにして、平和を手にした方が良くないでしょうか?
ちなみにモノを減らしたくとも「これでいい・なんでもいい」スタンスでは、モノは減りません。上で書いたようにどうしても減らしたい意思がないから、減るモノも減らないです。
「これでいい・なんでもいい」を減らしたい、なくしたい。そしてモノも減らしたい。なくしたい。
それでは、また。