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気が利く人がやっていること ~ビジネス編~

いつも細かいところまで気が付く同期、先回りの準備が素晴らしい先輩、こちらが気を遣わないように接してくれる後輩…「気が利く人」は仕事の場面で本当に頼りになりますよね。気が利く人はどのような行動を心掛けているのでしょうか?


仕事に役立つ気が利く行動9選

気が利くという言葉には「細かいところまで注意が及ぶ」という意味がありますが、マナーと違い個人に判断が委ねられている部分が大きいですよね。

気づかいについては、このように定義している会社もあります。


ANAでは、次のように気づかいを定義しています。

①気づかいとは、「相手のこと」を想像する習慣
②気づかいとは、「一歩先のこと」を想像する習慣

普段「気が利くな」「おもてなしができる人だな」と感じる人は、この2つを実践していることが多いのです。

https://toyokeizai.net/articles/-/110743



それでは、気が利く人の具体的な行動を見ていきましょう。


①挨拶をする

気づかいにとても重要なのがさりげないコミュニケーションを取ることです。「初対面時の挨拶」「丁寧なお礼」「きちんと謝ること」など、特に挨拶に関するコミュニケーションは手を抜かないことがコツです。自分に余裕がない時も忘れずに。


②譲ることができる

相手がしてほしいことを察知するには、自分の優先順位や考えを一番に考えているとうまくいかない時があります。「A案が一番正しい」と自分が思っていても、相手が望むB案にも対応できるような柔軟性を身に付けている人は素敵ですよね。

③人の名前を覚える

他人に興味を持つきっかけとして実践しやすいのが名前を覚えること。社内でも社外でも、名前を呼びながら会話をすることで、より円滑にコミュニケーションを取ることができます。

③報連相を怠らない

社会人の基本とも言われる報連相ですが、気づかいにおけるコミュニケーションの観点からも欠かせません。作業を自分一人で完結させないことを意識しましょう。


④時間に余裕を持つ

相手の事や一歩先の事を想像するという気づかいの余裕を持つには、物理的な時間にも余裕があることが大切です。集合時間や資料の提出期限など、仕事には締め切りがつきものですが、時間に余裕が持てるようなスケジューリングを心掛けたいですね。

⑤全体のスケジュールを把握する

まわりの仕事がスムーズに進むよう働きかける行動も重要です。自分のスケジュールだけでなく全体の進捗も見ながら、フォローできるところはないか、自分の立てたスケジュールで周りと進捗を合わせられているか、考えられると良いでしょう。


⑥断る時は代案を準備する

特に取引先など社外とのやり取りでは、「断る」「NGを出す」などネガティブなアクションをする場合、代案があると相手も安心でき丁寧なコミュニケーションという印象を持ってもらえるでしょう。


⑨うまくいかなかった未来を想像して対策をする

一歩先を想像する気づかいの具体的な行動として、うまくいかなかった未来を想像し、それが起こらないような対策をあらかじめ講じるということが挙げられます。様々な状況を想像して準備しておけば、「やれることはやった」と努力に対する自信もつけることができますよね。


気づかいを学べる書籍

気づかいは一日にしてならず。様々な考え方や視点を持ちたい方におすすめの書籍をご紹介します。


・もっと誰からも「気がきく」と言われる46の習慣

「気が利かない」と指摘されてしまう人におすすめのこちら。社長秘書を経験した著者による、気づかいの手引書です。具体的な行動とそのもととなる考え方をセットで学べます。さりげないものから超絶細かいプロの技まで、様々な気づかい術が収録されています。



・マンガでわかる! 仕事も人間関係もうまくいく「気遣い」のキホン

ANAのCAを経験した著者の経験をもとにした気づかいのノウハウがマンガ形式で収録されています。「すみませんを無意識に使わない」など具体的な解決策が満載なので、自分が実践できそうなものから選んでとりいれることができるでしょう。


・できる人は必ず持っている一流の気くばり力

「俯瞰力」「共感力」「論理力」「サービス精神」「尊重」の5つの要素に分けて気配りについて気づかいにおける視点も併せて紹介している一冊。相手の様々な優先順位を想像した考え方がまとまっており、仕事で気づかいができるようになりたい、仕事で成果を上げたい人におすすめです。


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