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CFOの戦略:資金も、時間も、余裕もないスタートアップでは勝負はサービス作りから始まっている

課題解決型サービスは
リリース後に苦しむ可能性がある

サービス(プロダクト)をつくることは、
対象に対して課題があり、
解決するツールとしてサービス提供を考えているはずです。

確かに、課題は誰が見ても明らかではあるし、
社会的に有意義でもある、
これから伸びる市場でもある、
市場参入者もそこそこいるが勝てるサービスもつくれる、
というような、
有望な理由だけでサービス開発をし商品化するのは危険です。

なぜか!?

買い手側の理由がないからです。
サービスを買う側の理由を想定していなからです。
サービスを買う合理的な理由があるサービスなのか、
課題解決以上に価値があるのか、
サービスにお金を払ってまでのニーズがあるのか、

を、明確に想定していないと、

サービスをリリース後にサービス自体は良いが、
どう売って良いのかがわからない状況になってしまいます。

スタートアップでは時間がない
資金がない、余裕もない

スタートアップではなく、
特に目に見えて資金がありません。

サービスが出来たが、
どう売っていくのかをサービス完成後に
設定しているようでは資金が持ちません。


サービスを作りながら、
販売方法や販売ターゲットを設定していかなければ
サービス完成後に速やかに実行に移れなくなります。

スタートアップに限らずサービスリリースをし、
始めから販売方法が当たるほうが少ないと思います。
販売もまた試行錯誤の繰り返しになります。

しかし、
サービスリリース後に販売方法を考えているのでは
資金や時間がもったいないです。
むしろ、
β版程度のところで顧客からのヒアリングを重ねた上で
アイディアをブラッシュアップしていき形にしていくくらいではないと
サービスリリース後の初速が失われることになります。


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