佐藤まゆみ

小説と川柳など

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最近の記事

やる気が出ない時

やる気が出ない。そもそもやる気なんて存在しないというけれど、あると思う時があるのだから気持ち的にはある気がしている。夏が終わって疲れが出たのか、また英検1級に落ちたのをきっかけにルーティンに取りかかれない。だいたい手を広げすぎなので、1日の習慣はこういうふうになっている。 英語、仏語、ベトナム語、小説、川柳、絵、法律、漢検1級、数学、編み物 時間が経てば絞れてくるとはいうが、その気配はせず毎日朝と夜の計3時間ばかりをこれらにあてている。細く長くでやっていっているので、少し

    • 最近の運動記録

      水泳をゆるく続ける3000日チャレンジを始めたものの、今年は一度も泳いでいない。しかしヨガとプッシュアップはかろうじて続いていて、最近急に体が引き締まった気がするので嬉しい。水泳の何が問題かというと、プールに行くまで遠いことと、中長期目標を設定し損ねていることだ。目標の方は素人の大会に出るとぼんやり思っているけど、プールが遠いのはどうすることもできず、暑い日は特に挫けてしまう。なんともはや。 ヨガは、ヨガマットと本を手に入れてモチベーションが上がっているし、必要な物が少ないの

      • 『その本は』読書感想文

        先日、夏の疲れが出て仕事を休み病院に行ったところ長いこと待たされて、その病院の待合室には本が充実していたので目についた又吉直樹とヨシタケシンスケの『その本は』を手に取った。何年か前に本屋でよく目についたけれど、買うことはなく今回、予備知識なしに読んだ。内容はショートストーリーを集めたもので、細かいことは省くものの、この読書体験でとても良い発見があった。それは難しい本ばかり読むな、ということだ。これは洋書や哲学などの専門書に手を出して、遅々として進まず結局嫌になって積読になり読

        • 最近買ったもの

          note公式で秋の投稿キャンペーンが始まって、わくわくしたけれど『最近買ったもの』というお題はなかったので自分で書くことにした。 物が大好きなので、いつも欲しい物がある。特に今回はワクワクする物をたくさん買った。 奥から、普通のツバメノート、リーガルパッド、月光荘のスケッチブック、縦書ツバメノートである。 ごく普通のツバメノートは漢検1級の勉強で、覚える漢字一覧を書くのに買った。漢字ノートはこれで5冊目になる。 リーガルパッドは、特に英語の勉強で紙を大量消費するのでコピー紙

        やる気が出ない時

          最近行けないなと思うこと。10月になって、もう今年の頑張りはいいやと努力が雑になっているところ。今日も英会話キャンセルしてしまったし。ちょうどnoteで投稿キャンペーンがあるので、頑張ってみようかな。

          最近行けないなと思うこと。10月になって、もう今年の頑張りはいいやと努力が雑になっているところ。今日も英会話キャンセルしてしまったし。ちょうどnoteで投稿キャンペーンがあるので、頑張ってみようかな。

          月光荘のスケッチブック買った。すごく紙質が良くて鉛筆はもちろん、万年筆にも合う。色々と頑張れそう!

          月光荘のスケッチブック買った。すごく紙質が良くて鉛筆はもちろん、万年筆にも合う。色々と頑張れそう!

          英検1級確実に落ちてても淡々と勉強を続ける努力家の鏡だ。最近人に英語を教え始めたが、こちらが学びになること刺激になることが多くて驚く。次の英検まであと106日

          英検1級確実に落ちてても淡々と勉強を続ける努力家の鏡だ。最近人に英語を教え始めたが、こちらが学びになること刺激になることが多くて驚く。次の英検まであと106日

          3000日チャレンジの目標に水泳ゆるく継続があるけど、今年一度も泳いでない。プールちょっと遠いんだよ。大会とか、中期目標がないのも弱点か。明日泳ぎに行けるかどうか

          3000日チャレンジの目標に水泳ゆるく継続があるけど、今年一度も泳いでない。プールちょっと遠いんだよ。大会とか、中期目標がないのも弱点か。明日泳ぎに行けるかどうか

          忘却とラベンダー

           ある、使用人が陽光を楽しむために海へ出払っていた初夏があり、それはまだ人に花を贈るということを知らない日々だった。夏の夜という浅い眠りで薄靄に浸っていた街が目を覚ましても、塀とその奥に広がる植物園を超えて私の屋敷に朝が届くまで、しばらくかかる。青い光だけが一足早く窓枠の隙間から室内に入って絨毯に落ちる間もなく霧散する朝まだきには、着替えて身支度を済ませる必要がある。私は世間で言うところの労働についている階級ではないが、働く必要がなくても世の中の動きを知るために新聞くらいは読

          忘却とラベンダー

          長いこと同じ場所で勉強していると、そばにかけているカーテンに万年筆のインクが飛び散って模様を描く(左上と右下がひどい)努力の跡である

          長いこと同じ場所で勉強していると、そばにかけているカーテンに万年筆のインクが飛び散って模様を描く(左上と右下がひどい)努力の跡である

          新しい万年筆

          以前こちらの記事で使っている万年筆を紹介した。 その万年筆には愛着があったが、壊してしまった。インクの詰まりを解消しようとペン先の幅を広げようとしたのが原因だ。もう書けなくなったので泣く泣く捨てざるをえなかったが、万年筆で描く楽しさを知ったのでもうボールペンには戻れない。そこで新しい万年筆を買ったのだが、メルカリで2万ちょっとの、ビンテージらしいものだ。ちょうどそれくらい残高があって、使ってしまいたかったというのもある。 改めて、筆箱のない筆箱紹介をする。ミニマリスト見習

          新しい万年筆

          文学者 永威優一の矜持(途中)

          文学者 永威優一の矜持(途中)

          筆箱のない筆箱紹介

          逆張りではないけど、高校以来筆箱を持っていない。 ペンを剥き出しで持ち歩く。ミニマリスト見習いとしては優秀だが、いと野蛮である。 机にいつも置いてある文具は ・6Bのえんぴつ 6年前に川柳大会でもらった ・PLATINUMの万年筆 行政書士の予祝として知り合いからもらった(ちなみにまだ受かってない。ゴメン)インクはブルーブラック ・練り消し  万年筆で勉強するようになって、書くのが楽しくなった。 練り消しはカスが出なくて良いし、英会話中にこねこねしてストレスを紛らわせるのに

          筆箱のない筆箱紹介

          文学者 永威優一の矜持(覚書き)

          あらすじ 永威優一は弁護士として働きながら作家を目指している。法律事務所では有能ながら性格がきつすぎるので厄介者として煙たがられている。職場での憂さは帰宅後、小説を書くことで晴らしている。ある晩、同窓会の知らせが届き、参加すると放浪の天才画家として有名になっている青柳絵馬と再会する。小学生の頃出会い、絵馬の才能に驚異を感じ彼女を執拗に嫌がらせした過去を永威は引きずっており、小説でさらに上にいけないのは、その過去が原因だと思っている。過去と折り合いをつけて完璧な自分になるために

          文学者 永威優一の矜持(覚書き)