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得意なことが見つからない理由は比べ方にあった
「私の得意なことってなんだろう?」
とある日曜日の夜、気になって考えていました。
『読書』
年間80〜100冊程度。
年に300冊読む人もいるし、なんの実績も残せていない。
却下。
『調べ物』
読書と被る部分もあるけど、Googleとかで適切なキーワードで検索できるよ。
論文や本を読んで情報を持って来られる。一度調べた事は大体憶えてるよ。
いや、得意なことというか、職場の機械オンチな人たちにしか通じないか。
論文2000件とか読む人と比べたら雑魚みたいなもんか。
却下。
『習慣化』
メモ、手帳、運動、読書、片付け。色々なことを習慣化してきたよ。
根性論ではなくテクニックで習慣化することができるんだ。
いや、運動習慣化したって言っても、このズボンに乗るお腹見て説得力ある?
読書も手帳も人に自慢できるほどか?
筋トレ習慣化してボディビルダーになった人もいるのにその程度で得意って言えるの?
却下。
うーん、わからん。
「私の得意なことってなんだろう?」
「何にも得意なことなんか無い…」
こんなことをずっと考えていました。
noteを始める前の話です。
書き出してみると答えがわかった
メモ帳に上記のことを書き殴ってみると、すべて他人と比較していることに気づきました。
しかも明らかに格上の人たちと。
実際はどうだろう?私が書き出した「得意そうなこと」は、雲の上の存在たちと比べなかった場合、得意と言い切ることができるのか。
また思考のループにハマってしまいそうになりました。
私なりの『得意の基準』を作ること
得意なことの見つけ方について何冊か本を読んでみました。
いくつか基準になりそうな文を見つけたので挙げておきます。
・他人より優れていること
・周りから評価されていること
・やっていても苦にならないこと
・できて当たり前のことだが、他人からスゴいと言われること
・ついやってしまうこと
・他人より時間をかけて取り組んでいること
なるほど、抽象的ですがなんとなく解る気がしてきました。
これらを頭に入れて過ごしていたある日、ふと気づいたのです。
知り合いや職場の人から質問される事って、ジャンルが偏っている。
つまり、他人から得意だと思われている事しか質問してこないわけです。
「コイツに聞けば答えが返ってくるな」と思われている。
それで私なりの得意なことの基準を考えてみました
・『他人から質問されること』
・『知り合いに教えてあげられる事』
この2つではないかと思いました。
結論:得意なこととは?
私なりの「得意なこと」を定義すると、
『自分の手の届く範囲で、人に教えられること』です。
私が未熟なうちは、手の届く範囲も少ない。
私が成長するに連れて、手の届く範囲も増えていく。
所属するコミュニティ内で他人に教えられることが「得意なこと」だと考えました。
得意とは相対的なモノで、見る範囲を広げると、自分より得意な人が必ず現れる。
全人類と比べてしまうと、世界で1番の人しか得意だと言えなくなってしまいます。
だから、範囲を限定して考えないと得意な事が見つからないのです。
この考え方には反対もあるでしょうが、今はそう思い込むようにしています。
そうでもないとこんなnoteもかけません。
まとめ
得意とは相対的なモノ
上を見るとキリがない
自分の手の届く範囲で考える
知り合いに教えられることは得意なこと
このnoteもそうですが、私とここまで読んでくれるあなたというコミュニティ内で教えられそうなことを書いています。
べつにスゴい肩書きがあったり、自慢できるような実績も無い私ですが、
自分にしか書けない文章があると思って(無理やり思い込んで)得意なこととして発信しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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