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成長とは何か

こんにちは、WORK Design Libraryです。
本日は成長について。多くの人が成長について語るからこそ、私たちなりの定義をご紹介したいと思います。

働きがいの大きな鍵、成長

人は成長を感じているとき、何にも勝る働きがいを発揮して取り組めます。成長ができるからという理由で就職先を決めることもあるくらい、仕事において成長がどれだけ大切な要素かは説明するまでもありません。

しかし、私たちが様々な方と話をしてきた中で「成長」という言葉をしっかりと定義している人は、ほとんどいませんでした。これでは、仕事の様々なシーンで誤解やミスコミュニケーションが起きかねません。

だからこそ、成長という言葉をしっかりと見つめて、定義してみる必要があります。

成長の定義

成長とはなにか。

先にも述べたように、簡単で誰もが知っていることだからこそ、実は説明が難しく、人それぞれに少しずつ解釈が異なります。

経営者も「会社の成長」を求めたり、「従業員個人個人の成長」を求めたりしていますが、いったいそれが何を指すのか、経営者と従業員で乖離があるかもしれません。

ある人にとって成長は、できなかったことができるようになること。またある人は、資格を取得したり、役職が上がっていくことだったり。また別の人は、やりたい仕事ができるようになることなど、仕事における成長は様々な見方があります。しかしながらこれらはすべて、成長の一部にしかすぎません。

私たちも会社内で何度もこの「成長」に対する扱いが個人間によってずれていることでたくさんの失敗を体験してきました。そしてそれらを通じてこのように定義をすることになりました。

成長とは仕事をやり切る力が大きくなることです。

そして、この仕事とは、MUST・WANT・ CANからできている。

つまり成長とはMUST・WANT・CANからなる仕事をやりきる力が増えること。

このように定義をしました。

MUST・WANT・CAN

MUSTとはやらなければいけないことです。チームで設定している目標や自分の役割など、会社や組織から与えられている、あなた自身がやらなくてはならないことがMUSTです。WANTはあなた自身がやりたいこと、挑戦したいことです。そしてCANは、自分ができることです。仕事はこの3つからできています。

年次が若いころは、できることが少ないので、とにかく経験を積もうと、会社から言われたことに一生懸命に向き合うことが多いと思います。そうしてどんどんやらなければいけないことをクリアしていくとそのうち、こんなことも、あんなこともと世界が広がっていく人もいます。逆に、自分がしたいことはなかなか浮かばないけれど、やらなければいけないことをもらえればもらえるだけ、期待に応えたいと情熱を注げる人もいます。どれが多いのが良い、とか少ないから良くないということではなく、この3つの総和から仕事が成り立っていることを理解することが大切です。

成長とは、こうしたMUST・WANT・CANをやりとげる力が大きくなること。いろいろな経験を経て部署をまたいで異動を経験する人がいたり、担当が変わったりする人もいると思います。新しい経験や出会いがたくさんある中であっても、やりとげる力は変わりません。

どのようにすれば達成できるか、誰と組めば実現できるか。

その力が大きくなることが成長であり、だからこそ様々なことに挑戦でき、働きがいを覚えながら仕事ができると私たちは考えます。

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