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週刊わたしの森ダイアリー VOL.2:山採りとの出会い。

週刊わたしの森ダイアリー、第二号はじまります。
前回の第一号を公開した後、友人に紹介していただいたこともあり、ありがたいことにInstagramのフォロワーさんが2倍以上になり、なにより嬉しいことに「わたしの森入門」のはじめての申し込みがありました!
構想段階から多くの人に協力いただいていたので、無事申込みがあり、実施できることとても嬉しいです!!

週刊わたしの森ダイアリー VOL.2

誰かのための森への第一歩。

2022年6月14日

ファームエリアに群生するヨモギ。
生地の染め材として使いたいというお客様をご案内。
染めた生地で服をつくり、コンペに出品をするそうな。
夢のあることに使ってもらえて、土地も喜んでいると思います。


花の咲いた日。

2022年6月18日

先日畝に植えたトマトに花が咲きました。
なんでもないことなのだろうけど、自分で農作物を育てることが始めてなので、喜びもひとしおです。


気持ちいい虫との距離感。

2022年6月19日 

今日は子供たちを連れて森の中へ。
チョウやトンボ等、お目当ての虫をたくさん観察できました。
数は多いものの、草木が多いため捕まえるのは公園より難しかったみたい。
生き物を捕まえず、たくさん観察できるのはいいことだなと思います。
コナラの木からたくさん樹液が出ていたので、今度は夜の森散歩をし、甲虫たちに会いにいこう。


つぼみの衣を脱ぎ捨てて。

2022年6月25日

蕾の時はアヤメかショウブかカキツバタかわからなかったけど、ショウブでした。
来年はこどもの日にお風呂に浮かべれる~🎏

花びらの根本が黄色なのがショウブのあかし。
6月上旬、森の中ではカキツバタが咲いてたよ。こちらは花びらの根本が白い。


山採りとの出会い。

2022年6月26日
家に住まう飛騨の里山 @hida_plants_ 」さんと 「飛騨の森でクマは踊る @hidakuma_dance 」さん共催の「小さな森を持ち帰る。庭師と歩く山採りツアー」に参加してきました。

いわゆる林業は、森の大きな木を切って売ることで生計をたたているのは想像つくと思うんだけど、大きな木の下には、木々が種を飛ばし新しく生まれた小さな木がたくさん生えています。
それらの中には庭木として使える木がたくさんあるそうなのだけれど、実際に僕らが家の庭をつくる際には植木屋さんや市場で買われた木を使っているのが現状だとか。

山に生えている木のレクチャーがあり、木を見る視点を整える。


そこで庭師である @hida_plants_ は、一般的な林業の過程では草刈り機等で刈られてしまう、製材するにはあまりに小さく、庭木として最適な木を、飛騨の山に入りお客さんの庭に届けることを始めたそう。

今回のツアーでは、山に生えてる木のレクチャーのあと、自分達が気になったお気に入りの木にマーキングをし、それを実際に掘って持ち帰るところまでを体験させてもらいました。

気になる木にマーキング。
木を採る際の注意点も丁寧に教えてもらいました。
採った木は簡易プランターに入れ持ち帰ります。

土やまわりの木を見て採っても良い木か判断すること、木を採る際に根っこが生えている向きを気にしたり、生えていた場所が木陰なら植える場所も木陰がいいなど、多くのアドバイスをいただき、実際に行って・見て・体験できる貴重な機会になりました。

今回のツアーでは、朴葉寿司や朴葉みそで葉っぱが使われるホオノキ、香り木としてお茶などに使われるクロモジ、小さな花がかわいいコアジサイを採らせていただいたので、わたしたちの森に来た際ぜひ探してみてください🌿💚

参加者が選んだ木は見事に樹種が異なり、バラエティー豊かな山採りされた木々たち。

※写真はhida_plantsさんの投稿から頂きました🙏


気になるのあの子が足もとに。

2022年6月28日

昨日の山採りに同行させてもらった影響で、森に生えてる小さな木がとても気になる気になるw
木の種類を判別する知識は全くないので、いつも「Picture This」と「Google Lens」という2つのアプリに頼っています。
今日は杉と苔の森エリアで、いくつも写真の木が生えてることに気づき、調べてみるとベリー系の木とのこと…ホントなら実がなるの楽しみ😋
その他にもタラノキやフジ、紅葉で有名なヌマミズキ等々を見つけました🌿(あってるかは不明だけど…)


畑と未来の妄想と。

2022年6月29日

ファームエリアにあるススキの草原と呼んでいる場所。まだ確証持てないけれど、ススキじゃなくてセイバンモロコシという外来種かも…
飛騨高山には茅葺き職人さんもいるので、ススキなら将来的に活かしてもらえるかなと思っていたけど、セイバンモロコシは茅としても牧草としても使えないらしい💦
今朝は高山で用事があったので、出勤前に畑の一段上まで迫りつつあった“ススキくん”をざっと刈って、畑を大きくした時のイメージを膨らませていました。
これくらいの広さまで畑を広げて、みんなでわいわい多品種栽培できたら面白いだろうなぁ🍅


編集後記

先日高山市の文化財課の方が、母屋の簡易調査に来てくださり、母屋が建てられた時期が飛騨高山の有名建築「吉島家住宅」「日下部民芸館」と同じ明治後期の商家のものだろうということがわかりました。
建物は40年前に高山の街中から今の場所に移築されているため、即文化財になるということはないですが、移築を担当していただいた大工さんも2017年に「現代の名工」として厚生労働大臣表彰を受賞された素晴らしい腕の方だそうで、随所に見て取れるこだわりの造りについて解説いただき、より愛着を持てるようになりました。
これから長い時間を共にする母屋とも、森と同様大切に暮らしていきます。

森との暮らしを毎日更新しています。

https://www.instagram.com/watashi_no_mori/

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