メンタルどん底の私を救ってくれた本たち
「死にたい」
そんなふうに思いながら、ふとんから出れないでいた私の背中を押してくれた本たちを紹介します。何もかもやる気が失せて、全てが色褪せて見えるとき、いい本に出会えると少し心が楽になるもの。
今日は心がとても重かった日。昔読んだ本を思い出していたら心が楽になったので思いついたものをまとめてみました。
自己啓発本はダサい?
そんなのどうでもいい。気分が楽になれば。
1. ずっとやりたかったことを、やりなさい。(ジュリア・キャメロン)
これは、朝起きるのがしんどくて、何ヶ月も布団の中にいた私をひっぱりだしてくれた一冊。ワークブックタイプの実践書で1週間/章で12週間で完成。自分の中にいるクリエイティブな部分を引き出してくれる、そんな一冊。
中でも、「モーニングページ」という朝起きて3ページ分思ったことをつらつらひたすら書きだす、という習慣は最初は???という感じだったが、やってみると心がどんどん軽くなり、毎朝起きて活動できるきっかけになりました。
個人的には英語版がおすすめ。
2. サラバ!上・下(西加奈子)
これは友達のすすめで手に取ってみた。一晩で読み切り、号泣した。
「信じるものは自分で決めなきゃならない」
あのとき感じた感情はうまく説明できないけれども、この本をきっかけにわたしはスコットランドのトレイルを一人歩くことを決意しチケットを買った。
3. 自分の中に毒をもて(岡本太郎)
これは大学時代の部活の先輩からもらった。
ずっとレールの上を歩いてきた人生。真面目に生きてきたつもりだった。ある日突然プツっと何かがきれたみたいに、何もかもがどうでも良くなってしまって、遅れた反抗期がやってきた。
レールからはみ出ざすおえなくなってしまった自分の選択に自信がもてなかったとき、勇気をくれた。
4. アルケミスト(パウロ・コエーリョ)
タイにいったときに、どこかのお寺に数日間泊まった。わたしの前に泊まっていた誰かが置いて行ったものを手に取った。これも一晩で読み終えた。
スペインのアンダルシアに住む羊飼の少年が夢にみた宝を探し求め、エジプトのピラミッドまで旅するものがたり。
「おまえが何かを望めば、宇宙のすべてが協力して、それを実現するために助けてくれるよ」
英語版も簡単でわかりやすいのでおすすめ。
5. BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう(エリザベス・ギルバート)
「食べて、祈って、恋をして」の著者であるエリザベス・ギルバートファンで、自ら手に取った一冊のひとつ。彼女の文章がすごく好きで、考え方に共感できるものが多かったため、夜眠れない時にオーディオブックを聴きながらベッドに入ると自然と眠りにつけた。
「食べて、祈って、恋をして」が好きな人はこれも楽しめると思う。
もっと読書しようっと。