マルチ勧誘を完全に退治するほぼ誰も知らない方法
ワタナベさんです。
【自分ブランドを作るだけで人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったパーソナルブランディング法をデータ化し、10,000人以上の売上や集客を上げたい店舗経営者や個人事業主に提供しています。
私が被害にあった自虐ネタ集、ネットワークビジネス版、ほけんの窓口を作りたい人の話の続きです。
すごいまとめると、ネットワークビジネスをやったこともなければ、誘われたこともないのに、ネットワークビジネスが世の中で誤解されないよう社会性を持たせようとしてる・・・
阪神甲子園球場によくいる、野球やったことないのに文句という采配をしてる、自称監督みたいな話です。
詳しくはこちら
経験もないのに、全て自分の言葉に丸め込もうとし、ありきたりな面白くない理想論が続くこと2時間・・・
すっかり疲れている私に、終わる気配はなくさらに彼は私に質問してきました。
「ワタナベさんはネットワークビジネスとマルチの違いを分かりますか?」
と言ってきました。
「誰に言うてんねん」と思いながらもうそろそろ終わらそうと思い、この初心者すぎるチャンスを活かし、私は反撃に出ることにしました。
「どのレベルで言ってきてるんですか?世間一般で思われてるレベルで聞いてきてるのか、私が知ってる本当の理由を知りたいのか?」
彼は「一般レベルでいいです」と言うので
「物があればネットワークビジネス、物がないのはマルチと世間では言われてますね」
と言いました。
それに対して彼は
「そうですね」
と言いました。
そうですね?
さすが陸サーファー
さすが自称監督
Googleで検索したレベルの知識しかない彼に、チャンスだと思い私は反撃に出ました。
ワタナベ「違いますよ」
自称監督「え?」
ワタナベ「確かにそれもマルチ、ネズミ講かもしれませんが、ネットワークビジネスとして作られてても、勧誘者のプレイスタイルで、ネズミ講になりますよ」
自称監督「どういうことですか?」
ワタナベ「ネットワークビジネスは何業かわかりますか?」
自称監督「クチコミだから広告ですよね」
ワタナベ「違いますね、ネットワークビジネスは物流業です。わかりやすくいうと、お買い物のシステムです。そのお買い物にポイントがついててそのポイントを現金化できる、というお買い物の形です」
自称監督「はぁ」
ワタナベ「ですから、お買い物の範疇を超えたものを、全てネズミ講として扱われるのです」
自称監督「はぁ」
ワタナベ「わかってないと思うので、わかりやすく言いますね。」
「スーパーに買い物に行きました。生活のための食材を買います。1日2日、1週間買いだめでもいいです。だいたいの金額ってありますよね?」
自称監督「そうですね」
ワタナベ「じゃあネットワークビジネスは毎月購入の仕組みだったとして、1ヶ月の消費金額ってだいたいありますよね?」
自称監督「そうですね」
ワタナベ「多くても数万円だと思いますが、ではビジネスを始めるのに、10万円20万円買わせるビジネスがありますよね?なぜサプリメントや生活消耗品を、20万円も購入させるのでしょうか?」
自称監督「ランクとか実績を上げやすくするためですかね?」
ワタナベ「そうですね。それを甘い言葉で、まとめて買っておけば、紹介が少なくて済むとか、しなくていいとかなどと言って、購入させますよね?」
自称監督「そうですね」
ワタナベ「じゃあお買い物じゃないですよね?」
自称監督「どういうことですか?」
ワタナベ「生活のためとか、その商品をその量使うからではなく、実績のためですよね?これは全てネズミ講になります」
自称監督「え?」
ワタナベ「特定商取引の連鎖販売取引に書いてますよ。僕大昔、法学部だったんです。」
「それに過去にネットワークビジネスと思ってたけど、ネズミ講になって刑事事件でパクられてニュース沙汰になった人が知り合いで証人になってあげたことあって、週2で刑事事件に強い弁護士と裁判のためのミーティングしてたので、この辺詳しいんですよ」
自称監督「はぁ」
ワタナベ「ようはスーパーに行って買い物をする、楽天で買い物をする、ポイントはおまけですよね?」
自称監督「そうですね」
ワタナベ「お金払うからポイントだけくれ、って無理ですよね?」
自称監督「そうですね」
ワタナベ「お買い物じゃないっていうのは、そういうことです。ランク、実績、有利になる、権利が上がる、全て商品が必要だからというお買い物じゃないです。トークがすでにお金目的のお金だけの流通になったら、商品があってもアウトです」
自称監督「はあ・・・」
「まあ一旦それはいいとして・・・」
ワタナベ「いや、一旦いいとしてじゃないから、それくらい知らんと」
と話を変えようとしたので、もう大丈夫ですって阻止しました笑
サプリメントであろうが
日用消耗品であろうが
化粧品であろうが
情報商材であろうが
ビジネスのために、権利、資格、ランクなどのためと勧誘されたものは、ネズミ講扱いで永久にクーリングオフができます。
おまけですが、なぜ情報商材が悪いと言われると思いますか?
この辺りで、サプリメント、消耗品、化粧品が値段相応じゃないというのは、それなりの成分が入っていたら、効果効能は個人差なので、値段が不当とはなりにくいのです。
しかし情報商材は、こんな情報無料で落ちてますけど?っていうのを十万円、数十万円で売り、それがわかりやすいから、この辺りで問題になります。
ネットで情報を得れる教材が全て悪いのであれば、Kindleとかで売ってる電子書籍とかも全て悪になりますからね笑
情報商材、というだけで悪とするのはよくなく、情報商材でビジネスになってるものは、商品価値が乏しかったり無料レベルに近かったりするのに、ビジネス目的で高額な値段で売る事が悪なのです。
これもネズミ講に値します。
ちなみに先ほど少し言った私が裁判の保証人になった、物があるのにネズミ講判定された人は、スマホのが出る前にあったPDAという電子手帳みたいな端末を商品にしていました。
市場価格4.5万円程度のものを、権利を持ってたら将来こうなるから、とかで40万円ほどでビジネス展開していました。
物ありますよね?
でも物が40万円の価値がなく、権利目的だから、実績目的だから、将来こうなるからみたいな話で40万円の値段にしているから、ネズミ講になったのです。
その金額相応の、商品価値がないビジネス勧誘は、物があろうが契約書に書いてようが全てネズミ講になり、永久クーリングオフになるのです。
もう一度言いますが、この場合物はありますよね、でもネズミ講なんです。
夕方のニュースにもなったくらいなので、興味がある方は調べてみてください笑
ちなみに餅は餅屋じゃないですが、このPDAを販売した人がパクられたのは、逮捕された人の舎弟みたいな人がテレビ局と警察にリークしたからです。
その舎弟はというと、今ネットにも普通に書いてるレベルの、ポイ活などの副業する方法をまとめた情報商材を10万円くらいでネットワークビジネスの形で販売していますw
エクシブに無料で泊まれる
ヘリコプターに無料で乗れる
高級車と写真撮影が無料でできる
旅行に格安で行ける
などの権利が手に入るからので、勧誘できなくても元が取れますよ!という内容で、10万円を皮切りにもっとランクが上がりやすくなると、70万円ほどの情報商材を買わせるビジネスモデルを展開しています。
ここまで読んでいただいた、リテラシーの高い方はこれがネットワークビジネスでセーフなのかねずみ講なのかはきっとわかるはずですw
ということでネットワークビジネスに誘われたら、断れたら1番いいのですが話を聞かされるところまで行ってしまったら、まずスマホでもいいのでボイスレコーダーで話を録音してください。
そして最後までよく話を聞いてください。
絶対に話のどこかに「これを買ったら儲かる」的な要素が入っています。
その瞬間にネズミ講になります。
それを突いて「それが気になるから検討する」と言ってください。
それでも相手が食い下がったら「じゃあこうおっしゃった部分を消費者センターに相談してみる」と言ってください。
それを止めようもんなら、それまで後でチクられたら会社ごと業務停止になるので、絶対に止められませんw
相手がヤ○ザとかじゃない限り。
まあヤ○ザはネットワークビジネスみたいな小さいことは逆にやらないので、その可能性も低いでしょう。
本当に消費者センターに行かないといけなくなった時に
・いつ勧誘を受けたのか
・どこで受けたのか
・なんと説明を受けたのか
が必要になるのでボイスレコーダーなど証拠が必要になるのです。
ということでこの、意外に知らないネズミ講の理由を勧誘されてしまったら是非使ってみてください。
そんな私の元に、ネットワークビジネスの会社から、コンサルして欲しいと依頼がやってきました。
最終的にネズミ講にならないように構築し、年商30億円ほどの会社に成長するのですが、恐ろしすぎる悲劇が待っているのです。
続きはまた次回。