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普通のことを素敵に見せる悪魔の心理学
ワタナベさんです。
【自分ブランドを作るだけで人生が変わる】をテーマに、ホテルマン時代に300人以上のセレブのお客様から教わったブランディング法で、10,000人以上の売上や集客にお悩みの方に、自身のウリの発見と戦略を提供しています。
今回は普通のことが素敵に見える悪魔の心理学を簡単にまとめてみたいと思います。
私は普段、お店などを中心とした個人事業を営む方に向けて、YouTubeやSNSの運営代行をさせていただいています。
FacebookやInstagramが流行になるまでは、集客や売り上げを上げるためにどのようなアカウントを作って、その自己紹介などに沿ったどんな写真や文を投稿したらいいかなどを、提供していました。
しかし最近はそんな投稿などで、いいねなどを集めるより、YouTubeやTikTok、リールの動画を投稿した方が、圧倒的に再生数が集まるので、効果的なのですっかり動画広告の時代になったという感じですね。
私のクライアントの方々は私が全て代行しているのでいませんが、こういうことをお伝えすると
「動画するネタがない」
「おしゃれな動画なんて作れない」
というようなことをおっしゃるわけです。
でも冷静に考えてもらうと、facebookやInstagramが当たり前になるまでは、同じことを言っていたのを覚えていますでしょうか?笑
ということは動画だからではないわけで、慣れていないだけです。
そして人が喜びそうなネタなんて自分にはない、ということも間違いなわけです。
何気なく普通にfacebookやインスタを投稿できるようになったわけですから。
でも同じ物を投稿するだけでも、ちょっとしたことで興味を持ってもらうことは可能です。
それはみなさんが普段やっているようなことです。
例えば・・・
この先を絶対見ないで下さい!
・・・
・・・
・・・
いえ、むしろ今日も読んでいただき、ありがとうございます笑
でもそういわれるとかえって、見たくなってしまう人もいるもんです。
これは心理学で
【カリギュラ効果】
と言われるものです。
禁止や制限をされたりすると、逆にその事柄に対する関心が高まってやりたくなる心理現象のことですね。
よく商品を販売する際や、コピーライティングに応用される事も良くあります。
でも普段特に女性は
「絶対言わないでね」
と言いながらいろんな人に噂話をしたりしていませんか?笑
SNSや動画の投稿とリンクしていないだけで、普段やっていることで興味を持ってもらうポイントなんてあるんです。
絶対にクリックしないでください
放送禁止のピーという音
エッチな動画のモザイク
1日30人限定
会員制
などなどは全てある意味「ダメです」という要素が入っているもので、逆に手に入れたくなるという心理ですね。
普段生活している中にも実はたくさんあって、同じネタでも入れ方で全然印象が変わりますよね。
心理学と言えば、もう1つ面白いものを紹介したいと思います。
興味深い実験があります。
ある実験でおりの中にゾウを入れ、鍵をかけ閉じ込めました。
最初もちろんゾウは外に出たがりました。
鉄格子を曲げようとしたり鍵をこじ開けようとしたり、もがきましたがだめでした。
しばらくして諦めたゾウは、じっとするしかありませんでした。
そして数週間ほどたったある日、おりの鍵を開けました。
普通でしたら喜んで外に出るのかと思っていると、意外な行動を取ります。
扉が開いているにもかかわらず、ゾウは外に出ないのです。
それどころか外に出るのを、嫌がるようになりました。
おりの中の生活に慣れてしまい、外に出るのが怖くなったのです。
これは心理学者のマーティン・セリグマンが提唱した、学習性無力感というものです。
長期にわたってストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるというというのです。
そうです、象や動物だけじゃなく、人間でも同じことが起きているのです。
檻や鎖がないから気づいていないだけで、変化のない毎日を送るというのは自ら檻に閉じ込められているというのと同じなのです。
ではこれをどう応用すれば、自分の動画などが面白く見えるのでしょうか?
逆に象側に立てばわかるかもしれませんね。
そこにい続ける=継続が嫌な場所さえも良しとなってしまったわけです。
同じ場所=同じアカウントで同じ種類のことを、継続的にアップしていたら認知してくれる可能性は上がりますね。
でも多くの人は、企画を継続的に出せないし、最初なんて再生数は低いんですが高い人と比べて劣等感を感じて止めたり、すぐに方針を変えたりするからうまくいかないわけですね。
すごい撮影技術や話術、編集能力なんて必要ありません。
ヒカルさんやヒカキンさんなど、トップYouTuberでも映像が凄すぎるのかというと、普通にiPhoneなどで撮った映像で、そこに特にお金がかかっているわけでもすごい編集技術なわけでもありません。
テレビをも凌ぐすごい企画なのかというと、そこまでではないと思います。
でもヒカルさんは、ヒカキンさんはこんな人、というブランディングと企画を継続的にだし続けているから、見られているわけです。
ということで、発明的にすごいネタや撮影が必要なのではなく、どんな自分が何をどのようにだし続けるかで人の印象は変わる、ということを知っていただくといいのではないでしょうか。
興味あるけど自分のコンテンツがどうしたら需要があるかが思いつかない、という方は無料でカウンセリングしていますので、お気軽にご相談くださいね。
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