新SNS「mixi2」は多分流行りません
ワタナベさんです。
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をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったパーソナルブランディング法をデータ化し、10,000人以上の売上や集客を上げたい店舗経営者や個人事業主に提供しています。
先日mixi2というのが発表されました。
昔日本のSNSのはしりとして登場した、mixi。
そんなmixiが約20年以上の時を経て、新しいSNSを出したというのです。
しかしmixi2、結論から言うと私は、流行らないと思っています。
過去流行らないと思ったSNSはとことん手を出さず、結果全部流行らなかったわけですが今回もそんな直感がしていますので、やらないつもりです。
今日はその理由を少し書いてみようと思います。
FacebookやTwitter(現X)に飲み込まれ多くの人が使わなくなりましたが、一部コミュニティなどを楽しむコアなユーザーやゲームで生き残り愛用されていました。
今回はそんな当時のmixiと何が違うのかというと、「149.3文字」までの短文と画像を投稿・閲覧できると言うので、XやThreadsよりのSNSですね。
しかしこの2つはおすすめによるバズりが目的ですが、閲覧できるのはフォローした人だけのようでここが違いですね。
オープンマーケットよりクローズマーケットで繋がろという感じでしょうか。
これはこれで狙いとしては悪くないですね。
あとはmixiでは途中からなくなった、招待制が復活しました。
当時はSNSが他にないのでリアルでの招待がないと参加できない、というのがプレミア化し紹介されるのが話題になっていました。
口コミで話題ということですね。
それが復活したという感じですね。
じゃあXやThredsが定着しているのに、いいところも復活させて同じようなSNSとして始まったmixi2はなぜ流行らないと思っているのでしょうか?
過去に流行らないと思ってやらなくて、結局流行らなかったSNSをピックアップして比較してみましょう。
2013年11月中頃から急速に皆がこぞって紹介しまくって広まった
「Tsu(スー) 」
というSNSがあったのをご存知でしょうか?
どう思いますか?
やらないんですか?
など当時かなり聞かれました。
結論から言うと私は
「絶対やらない」
と答えていました。
まずTsu(スー)を知らない方に簡単に説明すると、ユーザーがユーザーを招待して自分で構築した、ネットワーク内のコンテンツとともに表示された広告で発生した売上高の一部を獲得できるSNSです。
簡単に言えばアフィリエイトがくっ付いているSNSで、Facebookを投稿しても招待しても1円ももらえないのがTsu(スー)だったら90%が報酬として還元される感じでしょうか。
なので紹介すればするほどお金がもらえるので、みんなが投稿しているわけです。
特にネットワークビジネスやアフィリエイトをやっていた人たちは
みんなこれはすごいことになる!
とやっていたわけです。
でもなぜ私が絶対やらないと言っていたかというと、個人的にこのサービスは
「流行らない」
と思ったからです。
理由は色々あるんですが、1番の理由はSNSは元来
コミュニケーションサイト
だということでしょうか。
だけど聞こえてきたのが
お金がもらえる
ということばかり。
肝心のSNSの特色や強みなどは、全然聞こえてこないということです。
「面白いSNSでさらにお金がもらえる」
だとわからなくないですが、ただお金が欲しいから人を誘ってるだけみたいに映るのでモラルが低いですよね。
ということで今はリンクさえも無効になってますので、流行るどころかお金も結局もらえなかったかもですね。
あとはGoogle+(グーグルプラス)というSNSがあったのをご存知でしょうか?
かつてGoogleが運営したSNSです。
2011年6月にサービスが開始されましたが、利用者数が世界的に低迷し、2019年4月2日に終了しました。
これに関しては天下のGoogleは始めるということで、どんなんだろうと思い登録はしました笑
しかし初めて程なくして、「これは流行らないな」と思いすぐにやめました。
当時売りが全盛期のAKB48が全員始める!というのが売りでした。
しかしそれ以外はというと、Facebookとなんら変わりませんでした。
Googleの検索に乗りやすくなるわけでもないので、ビジネス利用としてもメリットはないわけです。
ましてや私はAKB48のファンでもなかったので、ということはファンだけにメリットがありSNSとしては特色がないとなってしまいますよね。
そして終了になってしまいました。
あとはコロナ禍で流行ったClubhouse(クラブハウス)
2019年秋、視聴者参加型ラジオ形式の番組を即座に配信可能なSNSとして始まりました。
コロナ禍もあり新しさや独自性もあり、一時期流行りましたよね。
でも私はこれは長続きしないなと思いました。
なぜかというと、コロナ禍という特別な時期ということを踏まえたら、人と喋りたいというニーズ的にその独自性は受けるかもしれません。
しかし配信アプリなんてツイキャスなど当時から色々ありましたし、TikTokでも配信ができるようになったりXも同じようなスペースを始めてしまったりと、このSNSじゃないといけないメリットが見えなかったんですね。
それで結局なくなってはいませんが、流行ってるかと言われたら難しい状況ではないでしょうか。
まとめるとそのSNSでなければならない
独自性や差別化ポイントがないものは流行らない
と思ったのでしょうね。
あくまで個人的感覚かもしれませんが、結果としては当たっていますね。
これはSNSに限らず私たちが何かをビジネスなりなんなりで仕掛ける、ということに対しても共通のことだと思います。
逆に最近新しいSNSといえばThredsですよね。
これは流行るかはわかりませんが、残るかなと思い始めました。
差別化ポイントは当時は分かりませんでしたが、Twitterがイーロンマスクに買収されるかもで無くなるのかな?みたいなタイミングだったので受け皿としてはタイムリー性が抜群だったわけです。
これにはさすがザッカーバーグだなという感じでした。
結果Xになって残ったので、Threds自体はそれで終わってもおかしくないのですが、Xの強みはなんと言っても拡散ですよね。
バズった時はありえないくらい拡散されますが、ユーザーが多い分難易度が高いです。
しかしThredsは拡散、バズりが意外と簡単です。
どっちかというとTikTokよりでしょうか。
どういうAIになっているかは分かりませんが、バズりやすいというのは意外と差別化ポイントになっていて、愛用はそれなりにされるんじゃないかなと思ったわけです。
ということで話をmixi2に戻しますと、これまであるSNSと比べて独自性や差別化ポイントが薄いんですね。
他のSNSで別によくない?という状態になってしまうというか。
肝心の招待制も、昔は先ほど言ったようにリアルが中心だったり、他にSNSがなかったのでプレミア感があったんです。
でも今はSNSで普通に招待リンクが浮いているので、招待のプレミア感みたいなのがないので、昔のような恩恵はないでしょうね。
ということで個人的には厳しいんじゃないかな〜と思ってますがどうなりますかね。
正解は1年後かもですねw
とりあえず差別化ポイントがあるかどうかは大事ということで、SNSに限らずブランディングはなんでも
「リアルとネットは同じ」
ですね。