【300日目】過去ではなくて未来を見る
「もっとこうしておけば良かった」
と後悔することが少なくありません。
あのとき、こう言っていたら…
勇気を出して行動していたら…
後悔を挙げればいくらでも出てきます。
今は会えなくなった人に、こんな言葉を言えていたら、もっと良い方向に進んだかもしれない。そう思うこともあります。
でも、そうやって行動出来ていたとしても、結局どこかのタイミングで同じ結果になっていたような気もします。
以前、ふと思ったことがあります。
「あのとき○○していたら」と考えても、そのときに戻れるわけではありません。別の選択肢を選ぶことができないのだから、私たちは無意識にその選択をするように作られているのかもしれない。神という存在がいるのかは分かりませんが、神様に予め運命を決められているのかもしれない。最初から選ぶ道が決まっているのなら、いくら自分の選択を後悔しても意味がない。
そんなとき心に響いたのは、上橋菜穂子さんの小説『精霊の守り人』シリーズの中で、主人公の女用心棒バルサの言葉でした。
「運命なんて言葉で軽々しく片づけるな」
バルサと言う人物は、幼い頃に母国の陰謀に巻き込まれて父を失い、故郷から離れて辛い戦いの旅を強いられて育ちました。それこそ、運命に翻弄され続けてきた女性です。自分でその道を選んだわけではなく、生きるために仕方なくその道を選ばざるを得なかった。普通なら、自分は運がないと運命のせい、神様か何かのせいにしたくもなります。ですがバルサは自分の人生を「運命」なんて言葉で片づけて逃げ出したりしませんでした。
誰かに決められた人生だなんて思わない。
自分の運命は自分で切り開くもの。
バルサは、私にそう教えてくれました。
過去を悔やんでも未来は変わらない。
過去の選択は、どれも自分自身で決めてきた。
選び直すことができないのなら、その選択が良かったと思えるように努力するしかありません。それが未来を変えるということだと私は思います。
道が一つしかなかったとしても、その道へ進むかどうかを決めるのは自分次第。そして、どうやって進むかは自分で決められます。
過去ばかり見ていないで、未来のほうを見て生きたい。
そのために、今を全力で生きたいと思います。
私たちが過去を悔やんでいるのだとしても、
その過去を変えることはできません。
ですが、その過去をどう捉えて、
これからどう行動するかは決められます。
私たちは超能力者ではないので未来を予言することなんてできませんが、
未来を思い描くことならできます。
そうやって前向きに生きていれば、
今は会えなくなった人とも、いつか再会できるときが来るかもしれない。
諦めずに前へ進み続けます。
あなたは、前に進むことができていますか?
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なんとかnote投稿300日目を迎えることができました…!
いつもご覧くださる皆様、いいねを押してくださる皆様、いつも本当に励みになります。ありがとうございます。
書けなかった日や、途中で諦めそうになる日もありましたが、書いてきて良かったと思います。次は500日、そして1000日と続けていきたいです。
何もテーマを決めずに、毎日思いつくままに書いてきたので、これからはテーマを決めて書くのも良いかと考えています。
拙い文章ですが、引き続きよろしくお願いします。