<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ>府中・寿中央公園の蓮池、府中・大國魂神社のくらやみ祭り
私が訪れた東京都区外の近郊都市、府中のスケッチポイントを下に示します。
府中・寿中央公園の蓮池、府中・大國魂神社のくらやみ祭り
(1)府中・寿中央公園の蓮池
京王線府中駅の北西500mほどの距離に寿中央公園があります。
公園の南にひょうたんの形をした池があり、6月になると池一面の蓮にピンクと白い花が咲きます。
ピンクの花は、古代蓮として有名な「大賀蓮」、白い花は「舞妃蓮」という種類です。この絵では、ピンクの蓮と白い蓮を対比させたかったのですが、奥にある白い蓮の花を小さく描き過ぎため目立たたなくなってしまいました。
なお、大賀蓮の名の由来の大賀博士は昭和20年から40年まで府中市に住んでいたとのこと、この寿中央公園と南地区の郷土の森公園の修景池の二カ所に植えられており、修景池の蓮も何回かスケッチしています。
(2)府中・大國魂神社のくらやみ祭り
府中の大國魂神社のくらやみ祭りは、神事が毎年4月30日に始まり、5月6日の終了する大掛かりで由緒あるお祭りです。
江戸時代はその名の通り深夜に行われたようですが、近年は夕方の明るいうちからはじまるようになりました。
このスケッチは、大國魂神社の旧甲州街道前の参道入口にある欅の大木の後ろから、馬場大門欅並木に向けて、欅並木に参集している山車の群れを観衆の後ろ姿とともに描いたものです。
山車には灯りが赤々と灯っていますが、空はまだ明るい夕暮れ時です。
(おしまい)
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