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<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ>府中・サントリー <天然水のビール工場>東京・武蔵野の試飲会場、府中・分倍河原の古戦場跡
私が訪れた東京都区外の近郊都市、府中のスケッチポイントを下に示します。
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府中・サントリー <天然水のビール工場>東京・武蔵野の試飲会場、府中・分倍河原の古戦場跡
(1)府中・サントリー <天然水のビール工場>東京・武蔵野の試飲会場
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スケッチブック B5 ペンとマーカー
東京競馬場の真南、府中市の南を東西に走る中央自動車道と多摩川との間に<天然水のビール工場>と銘打つ、サントリーの工場があります。
ビール工場と聞くと、私はどうしても工場見学とビールの試飲をしたくなります。コロナ前に意を決して見学することにしました。
工場見学の最後に恒例のビールの試飲が待っています。試飲会場の様子をスケッチしました。
(机の上部の黄色い円形の金属の傘は、実は昔工場で使用されていた醸造窯の一部です)
(2)府中・分倍河原の古戦場跡
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スケッチブック B5 ペンとマーカー
以前紹介した東京競馬場や安養寺は府中崖線と多摩川の間にありますが、武蔵野台地と異なり、水が豊富な場所として水田耕作ができる古来から人々の住む集落が栄えたところです。
当然のことながら用水が張り巡らされていたのですが、現在はそれらすべて埋め立てられて緑道として市民の憩いの場所として活用されています。
分倍河原の古戦場跡もその緑道沿いにあり、大きな石碑が立っています。
以前にも書きましたが、関西と違って歴史と云えば江戸時代の比重が大きく、それ以外の時代は影が薄くなりがちです。
この鎌倉幕府滅亡が決定的になった新田義貞と北条氏との戦いの跡もあまり訪れる人は少なく、知る人ぞ知る程度のようです。
湿地に咲いていた黄色のカキツバタを手前に、はるか遠くに見える古戦場の石碑を入れてスケッチしました。
(おしまい)
前回の記事は下記をご覧ください。