＜私のスケッチポイント／作品紹介あれこれ＞府中市四谷・刈り取り前の稲田風景、府中市四谷の長屋門

　私が訪れた東京都区外の近郊都市、府中のスケッチポイントを下に示します。

府中市のスケッチポイント

府中市四谷・刈り取り前の稲田風景、府中市四谷の長屋門

（１）府中市四谷・刈り取り前の稲田風景

《府中市四谷・刈り取り前の稲田風景》
アルシュ　F4　ペンと透明水彩

　府中市四谷地区は、以前紹介した「関戸公民館｝のある成績桜丘駅の、多摩川を挟んでその真北に位置し、府中市の南西部にあたります。
　そこはまた多摩川と府中崖線との間にあたり、東京のベッドタウンとは思えない江戸時代の村落の光景が広がっています。
　関東、特に武蔵野台地の畑地を見慣れた目には、典型的な田園風景が広がるこの光景が珍しく感じます。

　刈り取り前の稲田を訪れたところ、一面黄金色の稲穂が広がる中、はるか先に長屋門を構える農家と防風林（？）が連なっている光景に心を動かされスケッチしました。

（２）府中市四谷の長屋門

《府中市四谷の長屋門》
スケッチブック　B5　ペンとマーカー

　この長屋門は、（１）で紹介した《府中市四谷・刈り取り前の稲田風景》の中で、稲田の先に描いた農家の長屋門を、近づいて描いたものです。

　四谷地区の水田のあぜ道には多数の赤や白、ピンクの曼殊沙華が植えられ、満開の季節にはあちこちで素晴らしい光景が広がります。

　交通が不便のためか、訪れる人は多くありません。この日は、長屋門の前の曼殊沙華の花を撮影している男性とトンボが目の前に止まったので、両者を入れてスケッチしました。

（おしまい）

　前回の記事は下記をご覧ください。