デジタルデトックス・アドバイザー養成講座day9
こんにちは、ライターのチセサカイです。
DIGITAL DETOX JAPANでインターンをしています。
私はいま家を持たずに旅していて、物理的にはトランク一つだけのミニマリストな生活です。デジタルでも身軽に過ごすべく、そしてデジタルミニマリストのメリットをお伝えすべく、「デジタルデトックス・アドバイザー養成講座」の受講メモを残します。
また本格的なレポートはDIGITAL DETOX JAPANへ寄稿させて頂こうと思っていますので、お楽しみに!
day9はいよいよ「デジタルデトックスアドバイザー」として、イベントを主催するなら?という目線も組み込まれます。デジタルデトックスの効用を学び、参加者により効果的なデトックス体験を感じてもらうための知識を得ていきます。
学んだこと:デジタルデトックスで湧く感情を見つめる
デジタルデトックスで得られる感覚はポジティブなものだけではありません。「FOMO」という本能があります。「自分だけが取り残されているのでは」という不安のことです。この本能があるおかげで、群れの中で生きていけます。
デジタルデトックスでは情報源のデバイスと自分を切り離すので、このFOMOが湧き上がりやすいのです。
この不安感が湧き上がるのが悪いことではない、と認識しておくことも大切です。
デジタルデトックスのイベントを行う場合は
・ポジティブな感情だけではないこと
・マイナスな感情が出てきても受け入れること
・自分の感情を注意深く観察すること
を案内しておくと、参加者も受け入れやすいそう。
学んだこと:デフォルト・モード・ネットワークのバランスが取れる
デフォルト・モード・ネットワークとは、人間がぼんやりしている間に脳内の情報整理をしている、脳の働きのことです。わたしたちはただぼんやりしているだけなのですが、脳からすると、得た大量の情報をわかりやすく整理整頓する、大切な時間です。
このデフォルト・モード・ネットワークのための「ぼんやり時間」は減ってきました。スキマ時間や暇な時間は、デバイスを触る時間になってしまったからです。ぼんやりするための時間を意図的に確保する必要があります。
この「ぼんやり時間」をデジタルデトックスで確保していくのですが、ぼんやり時間のとりすぎも良くないのです。「反芻思考」といって、過去を振り返りすぎてつらい思いを何度もする症状が出るかもしれません。あくまでもバランスをとるのが大切なのです。
イベントを主催する際には、ただぼんやりしてもらうだけでなく、DIYなどの作業やスポーツなど、没頭できるアクティビティを取り入れるとバランスが取れます。
学んだこと:今この瞬間、すべてを受け入れる
デジタルデトックス中に「スマホ、通知来てないかな」と考えが浮かんだとします。そういった浮かんだ考えに対して、「デジタルデトックスしてるのにスマホをのこと考えてしまった……」などと思う必要はありません。
浮かんだ考えを良い悪いで判断するのはやめましょう。考えに気づけたことを自分で褒める、くらいで良いのです。
つまり、デジタルデトックス中はマインドフルネスな時間でもあります。自分が感じたことや、まわりで起きることをよく観察することが大切です。
思ったこと:参加者に寄り添えるプログラムを考える
デジタルデトックスのプログラムに参加して、デバイスから離れるのをしんどく感じたり、そう感じた自分を責めてしまう方もいるかもしれません。
「そういうこともあるよ」「どんな感情が浮かんでもいいよ」とあらかじめ伝えておくのは、参加者のデジタルデトックス体験をより気楽に楽しめるものにすると思います。
どんな状態でもいい、その状態を見つめることが大切、というのはすごく肯定的なメッセージで、いいなあ。
day9のお題:アイデアを熟成させる場所を決める
スマホを持ち込まず、考える場所を決めます。
・台所
・風呂
・布団
の3つにしました。
布団はスマホを持ち込みがちなので、自戒を兼ねて……笑
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