村松希美

初めまして。 人生をふり返れば、夢を追った人生でした。プロにはなれていないですが。それでも、夢を追って楽しかったです。 よろしくお願いいたします。

村松希美

初めまして。 人生をふり返れば、夢を追った人生でした。プロにはなれていないですが。それでも、夢を追って楽しかったです。 よろしくお願いいたします。

最近の記事

ぼんぼん彩句

今日読了した本。 俳句にまつわる物語です。 この本を読み始めたころに、両想いのハッピーエンドになる少女小説と併せて読んでいたので、実らぬ恋のエピソードなどは悲しいなと思い、途中でやめてしまいました。 しかし、今年、再び読んで、年齢を重ねた女性のほろ苦いエピソードの数々だなと思うようになりました。 私の信条は嫉妬はNo!というものですが、 ぼんぼん彩句では、手に入らないやるせなさ、くやしさ、さみしいような何とも言えない気持ちが描かれています。 大抵の大人は、そういう

    • さよなら、かぐや姫

      今日読了した本。 竹取物語を題材にした本を読むのは、『いまはむかし竹取異聞』に続き、2冊目です。 どちらも面白かったですが、 主人公、阿古の想いの人が月のような存在だったという話です。 その人は明丸と言いますが、庶民のような暮らしをしていましたが、実は……というものです。 皆様も、見た目や肩書きで人を判断するかも知れないですが、ぼろを着ていても、実はお金持ちだったとか、社長だったとか、神様だったとか、あるかも知れないですよ。 おとぎ話ではないですが。 人には親切

      • 神様の試験

        人間界では、王族や貴族や社長など、出世したら価値があると思われていますが、果たしてそうでしょうか? 何の努力もなく、生まれながらに、王族や貴族だったり、社長の親族だったりする人もいます。 その一方で庶民の家に生まれたり、貧しい家に生まれたりする人たちもいます。 そういうことで、人間界は不平等だ!と嘆く人たちもいます。 でも、みんな、持って生まれたもので幸せになるしかないのです。 あの世の裁判では、貴族だった、社長だったなんて、あまり関係ないかも知れません。むしろその

        • ぜんぶ、藍色だった。

          今日読了した本。 透花と藍、お互いの親は、自分よりも、妹や亡くなった兄の方を向いていると思っていた。 しかし、そうではなく……。 でも、二人ともAIだった。 ということになります。ネタバレですが。 昨今の人間事情を見ていたら、AIの方が人間らしい心を持っているのでは? とも、思えます。 人間なのだから、AIに負けないくらい、素敵な恋をしてください。

          あの日、そらですきをみつけた

          今日読了した本。 小学生の女の子の視点で、小学生の微妙な気持ちを描いています。 真白は、普通の小学生ですが、何気なくしたことが、差し出たことだったりして、ズルイとか言われたり。 でも、小学生だから、何でそう言われるのか中々わからない。 小学生だから、気持ちをうまく表現できない。 そういうところがうまく描かれています。 真白は、思い返せば、いつも自分のことを気にかけてくれていた草太のことを、自分も好きになりますが。草太が真白への気持ちの伝え方がかわいいですね。 読

          あの日、そらですきをみつけた

          嫉妬心について

          昨今の日本のいじめ社会は、嫉妬心が主流といっても過言ではないと思います。 そこで、嫉妬心について考えてみたいと思います。 ここから先は、独断と偏見の嫉妬論なので、合わないなぁと思う方はスルーしていただいて構わないです。 なぜ、嫉妬心を抱くのか? いろいろあると思います。 自分が不幸。人と比べる。人と競争する。 恋愛。子どもたちが愛情不足の時の嫉妬心。 感じるものはどうにもならないと思いますが、最近の嫉妬心は、人の人生までも破壊するような破壊力です。 そんなこと

          嫉妬心について

          君はきっとまだ知らない

          今日読了した本。 いじめがテーマです。 アニメのヒーローのような性格の女子高生がいじめられます。 今の日本のいじめの縮図のような本です。 いじめって、自尊心も何もかも奪われますね。下らない奴らに。 物語なので、お助けキャラがいましたが、現実はそうでない場合が多いですよね。 でも、誰かにいじめられても、気の合う仲間がいたら、笑い飛ばして生きて行けるものですよね。少なくとも、自殺までにはならないですよ。 何十万という学校でいじめがあるのに、まだ、集団いじめを楽しんで

          君はきっとまだ知らない

          なぜ、読書を勧めるのか?

          それは、何と言っても、 おもしろい物語が沢山あるから です。 読まなきゃ損しますよ。 あと、読書をするメリットは、 表現力が自然に身につく。 自分の気持ちを的確に言葉にできる力が身につく。 自然に小説を書けるようになる。 などです。 まあ、すべて、 表現力が身につく ですが。笑 お勧め本は、 シャーロック・ホームズ正典 (コナン・ドイル著) かぜ江シリーズ (呉の三国志 朝香祥著) などです。

          なぜ、読書を勧めるのか?

          近未来の赤毛のアン

          時は、西暦2030年。 カナダのプリンスエドワード島も近代化され、ジュニアスクールも、鉄筋コンクリート建て、教科書やノートは、何と、タブレット1台で済むようになりました。 ノートと教科書を開く時は、タブレットを縦においたら、上半分が教科書、下半分がノートという風に出ます。 最近、アンたちのクラスにも、第20次コロナ禍で、会話はタブレットでするように!と決められています。 ギルバートは、コロナ禍で伸び伸び遊べないことや、それよりも、1番イライラしているのは、アン・シャー

          近未来の赤毛のアン

          新人作家・杉浦李奈の推論⑪

          今日読了した本。 『バスカヴィル家の犬』は、誰が書いたか?という論争です。 コナン・ドイルか?、ロビンソンか? 結論は読んでからのお楽しみですが。 権威ある調査が出てきますが、根底にはお金儲けだったとかがあるので、流行や世間の風潮に流されることなく、自分が大切なものを大切にすることですね。 この本は、作家の世界を垣間見ることができます。 物知りな作家の世界も人間臭さは、一般人と変わらないのかも知れないですね。 やはり、芥川賞、直木賞はすごいようで。 でも、文学

          新人作家・杉浦李奈の推論⑪

          ロミオの青い空、小公女セーラ。理想ですが、人柄です。

          現代社会は、既婚と独身など、持っている持っていないで、友人やグループを決めている場合が多分にあると思いますが。 その人の装飾品で、決めるのはどうかと思います。 つき合う人を決めるのは、人柄だと思います。 人柄と言っても大それたことではありません。 その人を好きかどうか?ですね。 その人が好きなら、一方が既婚でも、独身でもつき合えると思います。 ロミオの青い空の、 ロミオとアルフレド。 庶民と貴族なんて関係ないですよね。 小公女セーラの、 セーラと、ベッキー

          ロミオの青い空、小公女セーラ。理想ですが、人柄です。

          続シャーロック・ホームズ対伊藤博文

          今日読了した本。 50代後半で、イギリスのサセックス州に引退したホームズが描かれています。 50代後半のホームズが描かれていたので、作者は何歳くらいかな?と調べたら、あまり変わらない年齢でした。 私もこの本のホームズよりは年上になりましたが。 本来のホームズは独身主義で通していますが、妻子を持っているワトソンや伊藤博文に、負い目を感じているところも見られました。独身では、親になった実際の気持ちは分からないですからね。 それとも、妻帯者と交流していたら、そういう気持ち

          続シャーロック・ホームズ対伊藤博文

          ストリートピアノーロミオの青い空 空へー

          「智、お母さん、そこのスーパーで夕飯の買い物してくるから、楓《かえで》とここで待っているのよ」 智《とも》のお母さんが、ストリートピアノの前で、2人を残すと、激安スーパー目指して歩いて行った。 智は小学5年生のお兄ちゃん。妹の楓は5歳で保育園に通っている。 ストリートピアノには、先客がいた。楓と同い年くらいの男の子が、ピアノの前に座って片手で何やら弾いている。 「あっ、ロミオ!」 楓が知っている曲らしく、その男の子に近づいて行った。智は、そういえば、お母さんと楓が家

          ストリートピアノーロミオの青い空 空へー

          十五少年漂流記

          懐かしいです。 高校生の頃に、日生ファミリースペシャルorアワーという企画で放映されていたスペシャルアニメです。 キャラクターデザインは、らんま1/2などの高橋留美子さんです。 当時私は田舎で住んでいて、高校がある町までは自転車で30分くらいかけて通っていました。 その町(市)に日本生命ビルがあり、通りに面した掲示板に、十五少年漂流記のポスターがデカデカと貼っていました。 私はどうしても欲しくなって、日本生命ビルに聞きに言ったことがありました。 私のドキドキとは裏

          十五少年漂流記

          小説を書く上で

          いろいろな想いで小説を書いている方たちが大勢います。 プロ作家になりたいから、賞を取りたいから、紙の本を出したいから、物語を作るのが好きだから、文章を書くのが好きだから…… でも、noteを読んでいると、好きで書き始めたけれど、上手い人が大勢いるので、自分が書く意味を見出せなくなったとかありますね。 上手な人を挙げればきりがないですが、小説を書こうと思ったきっかけは、楽しいからではないですか? 他者と比べることなく、この楽しい!が良い作品を書かせてくれると思います。

          小説を書く上で

          星カフェー思いがけないできごとー

          今日読了した本。 シリーズ6冊目です。 来年の1月発売の7冊目で完結のようです。 双子の姉妹、ココとルルのお父さんのアメリカへの転勤が決まり、ココは日本に残って叔母親子と暮らすことになります。 叔母の娘の小学3年生の姫ちゃんとの関係が上手くいかず、新学期でいきなりクラス委員に推薦されたり、ユウトとの恋も波瀾万丈です。 人生には、立て続けに嫌なことが起こる時がありますよね。1つ1つ乗り越えられたら良いですが……。どうにもならないことは逃げても良いと思います。 ココと

          星カフェー思いがけないできごとー