なぜ解析力学を山本義隆先生の本で学ぶのか。
解析力学は量子論への橋渡しだ。それは間違いないと思う。量子論独特の文法だけで量子論は理解でき、応用できるのだろうが、やはり歴史は知りたい。§7にあるように、幾何光学に対する波動光学、そしてマクロな物体力学に対する波動力学のつながりを学び感動することに、解析力学を学ぶひとつの意義があると私は考えている。難解でも、どうしても、足掻いても美しいという直感に従って、私は学習を続けているのだ。美しいから学ぶ。という感覚をギリシャ以来、人類は忘れかけてはいないか。
光学と力学との関係を詳