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歩の幅

この身がただただ歩くわけでは
ないから余計に困ってます

そこには命と心が住んでて
周りの星をも傷つける

只々黙って転がりすぎた
日々の薄い温度は
やるせなさとしての風当たりだけではなく
生温さのなかに心地さを含ませている

前に進んだ昔の友よ
後ろに下がった今の私よ

弾ける涙はナイフのように
滴る汗が丸太の様に

たがいの体液が
重なる場所を探してる

こんにちは
昔の友よ
今も友でいてくれるのか

奇跡なんて滅多におこらないから
友の笑みは奇跡でもなんでもないのだ

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