シェア
渡辺 杜太朗
2025年2月19日 18:39
夜道を歩いて何処へ行く降らない雨の合間を縫って正しい心で朝を待つ止まない夢の隙間をなぞって知らない道をどこまでもお見通しなのは月の兎蒼白い月冷たく光るあなたのことはずっと知ってる風が乗ってるブランコは五月蝿い夜しか知らくて私が乗ってるブランコは静かな夜しか知らないの余計なことは脳には入らず薄暗い街の空虚な歓びただひたすらにとはいかないが思えば私は真心に乗って
2025年2月12日 23:14
あなたの涙はダイヤモンド輝きはスペクタルだけどもそんなの見たくない可憐で透明な美しい石嘘のないピュアだけどもそんなのもういらない哀しみは雨いつか晴れ間が訪れたら抱きしめよう強く壊れるほど甘くあなたの頬にきらりと輝く拭って飾ろう透明な輝きを胸にあなたの喜ぶことを考えながら眠りにつこう
2025年2月1日 20:14
生き恥は所作の中に魂は霊廟の外側に膝が震えて子供は泣いた私は右手の花束を枯らしてしまった悶えた心臓はおもいのほか速く鼓動が絶え間なく五月蝿いそれは贅沢な悩みの一欠片で私の左腕に抱えられた人形は涙を流した数えきれない思いの星屑が夜空から消える度に哀しみの聲が天井を破って私に届くそれが弱さの傷に染み込んでいくたくましさの虚像を胸の奥にそれを頼りに今を歩き出すたとえそれ
2025年1月31日 17:42
膨らんだ傷みの根幹は萎んでいくだけの風船の様ただあなたが居なくなることが鬱の懐に歯痒く留まる磨いた心は球体で真心だけの詰め合わせ温もりのない掌は数え歌にも負ける遊戯答えのない悲しみを狼煙をあげて叫びたいあなたに届けともがきたい雄弁な程にすらすらと明日は本日の曇天よりも晴れ間が軽いと嬉しいが明日が雨なら泣いていたい無に凜と
2025年1月28日 17:18
悲しいことは捨てようと精一杯の歩みを一歩苦しいことはやめようと冷たい風の真ん中で麗しいのは強い愛憎らしいのは余分な私花が咲いたら枯れるのが怖くて泣いた余計な私刹那の命を言の葉に乗せあぜ道歩いて運んでください忘れてしまった最初の願い産まれた頃の美しい願い人は心に恋をして綺麗な光の光合成冷たい風の真ん中でいつも暖かな場所を探してるのだから
2024年11月27日 21:16
月が泳ぐ漆黒の海のなか溺れない様に少し欠けながら追いかけた夢中で星屑が頬に当たるうまく泳げない私月に離される彷徨った冷たい夜息継ぎは白い息高鳴る胸の鼓動がアスファルトを遠ざける白い浮雲が海月の様に刺す痛みなら柔らかな言葉だけで包んでそっと朝を待っているあなたの家の上空を泳いで通り過ぎていく夢の中で逢いましょう眩む程
2024年11月24日 22:22
私は地べたを這いつくばって自由の海に辿り着くまでぴちゃぴちゃ跳ねる魚でしかない泥に塗れた鱗が剥げて汚い聲を吐きながら生命の起源を感じる他ない死神のマントの様な暗がりが襲いかかっても先にある小さな灯台の灯を胸に真っ直ぐに跳ねるしか道はない邪念は工夫の産物で今の私には遠い価値ただひたすらにただひたすらに抗うのは墓石の刻印広大な海の音がざざざと尋ねてくるまでは
2024年11月21日 21:23
感じるほどに熱い微熱包まれたならあなたの香り水平線の向こう側眩しい夕凪が湖のほとりに佇む新たな心の悲哀くだらない秘密の片隅に薄れない微笑みがしがらみの中に落ちてくまだ見ぬ子の微笑伝えたい言葉の色が崩れ落ちない様に瞬きの中に閉じ籠める嘘のない涙の丘狼狽えないでいて本にはならない人生の心を聴いてほしい暗闇の様な暖かさ薄れな
2024年11月15日 17:36
ダイヤモンドの様な聲どんよりした世界に生きるあなたの聲が暗がりを乱反射した光の屈折私からの贈り物あなたの首元にダイヤモンドそれはあなたを強くするそれはあなたと共に生きると願った私の想いの塊強く握った手と手が今熱く火照って繋ぎ止める新しい輝きはどんよりとした世界を遮るあなたと私の光り方きっと見つける慕情の横顔
2024年10月30日 21:54
悲しい朝が来るなら君の心に矢を放つ僕という名の希望それが唯一の朝日なんだ淋しい夜が来るなら君と踊り続けよう僕という名のビート細かく輝く散り星の様なんにもない部屋に飾ってほしい花は諦めた胸に光を灯す決断の花弁発色し続ける可憐な笑みそれが君の本当の聲全てを飲み込み続けよう君の毒も全て僕が貰うよ
2024年10月27日 18:51
微熱におかされ苛まれる思考絡まる愛情は不確かに形造る溢れ出る純愛は軽薄なほどに殴りかかってくる私の心はサンドバッグあなたの笑みが胸を打つ「今夜の月は真っ黄っ黄」興奮するあなたに心囚われた「今夜の月はまん丸」演舞するあなたの胸中に住みたいと願う愛情の雲は月をひた隠しにしたあなたが私だけを見る様に私は月に嫉妬した哀れで小さな心臓さ
2024年10月8日 20:49
君のついた嘘僕の心の刃その矛先は悪魔の羽根羽ばたけない様に僕が折る君の本音もう邪魔しない様に僕のついた嘘天使を笑わせる為の口実嘘のない世界が幸せならばこの世は昔から幸せだだってみんな嘘は嫌いでしょだってみんな嘘は苦手でしょ氷の溶けるスピードに季節が関係する様に本当のことを炙り出すには時差があるでもね暖かい心こそ氷は
2024年10月2日 14:56
この星は弱い星君みたいな柔らかい心が集まって出来た星僕はこの場所に住んでいる弱さの中で息してる僕だって怖いから常にバリケードを張っている優しい愛だけを瞳に宿して誰かの視点で世界をのぞく心がすぐに痛むから君は色々考える頭の中の思考の蔦はいつしからか君の足元まできた掬い上げた水の濁り色青色のない信号機寒い夏の思い出それら全部が君の心に
2024年9月26日 20:17
心が渇いていたそれは水を飲み干しても潤いはしない悲観な心情あなたと話した朝まで話したそれは私の乾きを純に潤してくれた黙っていても駄目だったあなたは私の話しが聞きたいと言った私はあなたに愛を伝えた宵の縁に腰掛けてずっと愛を語りかけたそれはもう鬱陶しいくらいにあなたは笑った愛はもう聞いたと笑った他にどんな話しをしよう冷たい風に変わ