🔖 六人の嘘つきな大学生/浅倉秋成(角川文庫)
今年の11月22日に映画公開予定の原作小説です。
浜辺美波さん、赤楚衛二さん、佐野勇斗さん、山下美月さんなど、豪華な俳優陣が出演することでも話題になっていますね。
タイトルも衝撃的でしたが、イラストレーターの雪下まゆさんが描いた表紙がとても印象的で、手に取りました。
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▽小説の内容
今をときめくIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。
最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをすること。
最終選考に残ったことで、お互いを認め合い、全員で内定を勝ち取ろうと一致団結した六人は交流を深めていく。
しかし、本番直前に課題が変更され、六人の中から一人の内定者を決めるよう、通達される。
その瞬間、“仲間”だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合う“ライバル”へと変貌した。
当日、内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。
個人名が書かれた封筒の中には、それぞれ告発文が入っていた。
謎の告発文をきっかけに、疑い合い、豹変していく六人。
彼ら六人の“嘘”と“罪”とは?
そして最も“嘘つき”なのは誰なのか――。
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ドキドキする展開に、気がつけばあっという間に読み終わっていました。
作品内で六人の印象がガラッと変わる瞬間があるのですが、第一印象や見方によってここまで変わるのか! と驚きました。
絶対にネタバレなしで読んでほしい一冊です。
文章ならではのトリックを映画ではどう表現するのだろう? と、映画公開がとても楽しみです。
end.
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