『リスキリング』ってなんなの!?
こんにちは、「WaCCa(ワッカ)の人」です。
最近、よく目にすることが増えた「リスキリング」というワードですが、その意味や内容については、みなさんご存じでしょうか?
横文字のワードばかり増えてきて、もはや右から左だよ…という方も少ないかと思います。(わたしもそう…)
今回は、「リスキリング」がどういった取り組みなのか紐解いていきたいと思います。
リスキリングとは?
昨年、国会の中でも「リスキリング支援に5年で1兆円を投じる」と話題に上がり、政府としても力の入れようを感じるところではありますが、そもそも「リスキリング」って何よ?を普及してほしいと思うのはわたしだけでしょうか…
さて、経済産業省の定義によると、
新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること
ということのようです。
わかるようなわからないような…
要は研修を充実させるのでみんな勉強してスキル上げようぜ!!という鷲掴みの解釈でもよい気がします。
デジタル社会においては、生産性を向上するツールがいくら発展しても、それを使いこなせる人材がいなければ、いつまで経っても何も変わらないから現役のビジネスパーソンの「リスキリング=学び直し」が重要であるのだ!ってことですね。
もう一つには、定年もどんどん伸び、生涯の就業年数もそれに伴い長くなってきていて、変化の激しい社会の中では、もはや限られたスキルのみで長く働き続けられないのではないかということもあります。
リスキリング施策はなにがある?
国をあげて、DX推進を図っており、その人材育成に欠かせないのが「リスキリング」なのだ!ということで経済産業省が推進している施策の中でも触りやすそうなものを2点挙げさせてもらいます。
マナビDX
デジタルスキルに関するポータルサイトで無償で受けられる学習コンテンツが充実しています。
執筆時点(2023年2月10日)では、145講座が展開されています。
興味があるものを見つけて、とりあえず触ってみるのだけでも良さそうです。
第四次産業革命スキル習得講座認定制度
省庁のWebページになると途端に見づらさを感じてしまいますが、こちらもITに関する講座が幅広く展開されています。
こちらは無償ではありませんが、一定基準を満たせば給付金の支給があります。
5年で1兆円を投じることからも、今後より様々な施策が投じられていくと思いますので、皆さんも情報感度を高めて、まずは自身に必要なスキルはなにかを探っていただく機会を作っていただくといいのかなと思います。
また、企業が取組まれている導入事例も増えてきています。
こちらも2例挙げさせていただきます。
株式会社サイバーエージェント
2021年11月には設立されており、主にエンジニアの学び推進、キャリアアップ支援を行う組織となっています。
また、エンジニアの育成を目的にした「アカデミー」を社外向けにも提供しています。
しかも、なんと!無償!
選考要素はありますが、国内のトップエンジニアが在籍する企業が提供するプログラムに興味が高い方は多いのでは!?
ヤフー株式会社
こちらは、ヤフー社が「テックアカデミー」を展開するキラメックス社とタッグを組み、未経験からエンジニアになれる4ヶ月プログラムになります。
有償ではありますが、スキル取得から求人紹介まで一気通貫してサポートしてくれます。
(応募は残念ながら終了してしまったようです… 2期目の募集があることを祈っています。)
最後に
「リスキリング」に関しては、これまでも自己学習レベルが高い方は実は当たり前に習慣にしてきたことであったりするとは思いますが、これからはひとりひとりが意識しなければならない基準が上がり、スタンダードになっていくのだと思います。
勉強と耳にすると、うっ!とのけぞる思いもありますが、学びという観点では、仕事をしていくうえでは気付いていないだけで、目の前にあるものだったりしていて、見つけようと意識していない人には見つけられないということなのかなと思ったりします。
学びのチャンスは常に目の前に!!
本日はこんなところで。
そして毎度ですが、Twitterもやっているので、ご興味ある方はそちらのフォローもお願いします!!
それでは!
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執筆 WaCCaの人
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