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みんな残業ってどれくらいしてるの?

こんにちは、「WaCCa(ワッカ)の人」です。

働き方改革が叫ばれ、労働環境が変化している中、みなさん実際に残業ってどれくらいしているものなんでしょうか?
同じ職場の人たちはなんとなくこれぐらい残業しているかなあと把握しているものの、同じフロアにいない他部署になるととたんにわからなくなりますし、社外だと聞いてみない限りわからないですよね。
たまにとんでもない時間に取引先からメールが来てたりすると吃驚することもありますが。笑

今回は、残業時間にスポットライトを当てて現状と課題についてまとめてみます。

平均残業時間は?

省庁の調査と民間の調査では数値がまったく異なりますが、省庁の調査だと企業側は過少申告する意識が働いてしまうと推測しますので、今回はより実態に近いと考えられる民間の調査をもとにします。

2023年の平均残業時間は「21.9時間」とのことです。
ちなみに、省庁の調査では10時間程度なので、乖離がスゴいですね…

【参考データ】
平均残業時間ランキング【91職種別】 今の仕事の残業は少ない?多い? |転職ならdoda(デューダ)

だいたい1日1時間の残業はしている計算です。
みなさんは多いと感じますか?それとも少ないと感じますか?
働き方改革関連法の施行前となる2019年では「24.9時間」だったので、コロナ禍による経済停滞があったとはいえ、間違いなく減少はしており、労働環境は改善されてきていると評価できるのではないでしょうか。

働き方改革の影響

大きくは働き方改革の影響により、企業は社員の定着率向上に向け働きやすい環境の整備や柔軟な働き方の導入を推進したり、業務効率化のためのDX推進など様々な取り組みを進めており、これにより、残業時間の減少に影響したと考えられます。

業界や企業規模の違い

一方で残業時間は業界や企業規模、職種によっても大きく異なります。
管理職・非管理職でもギャップはあるかもしれません。
業務の性質上なかなかDX化できず代替のきかない職種もまだまだあるでしょう。


残業時間の課題

長時間労働の依然とした存在

人材不足に伴って一部の企業や業界では、未だに長時間労働が恒常的に発生しています。業務量は増える一方で労働環境の改善が進んでおらず、過重労働による健康面やワークライフバランスに悪影響を及ぼしています。

正確な労働時間の難しさ

残業時間を正確に把握することは難しい側面もあります。
特にリモートワークを導入している企業では、労働時間の正確な計測は難しく、対応に苦慮する場面があるのではないでしょうか。

企業文化の影響

企業文化も残業時間に大きな影響があるといえます。
例えば、長時間働くことがよく頑張っているなと評価され、労働者が自主的に残業する文化が根付いてしまっている企業は改善が必須です。
一方で、企業文化を変化させるには経営層からの意識改善やそもそもの仕組みの見直す必要があり、相当なコストがかかり先送りさせてしまいがちです。


最後に

残業時間は働き方改革の推進や環境変化により変化していることは数値からも明らかですが、課題も依然として残っています。
人材不足が慢性化している中、企業は働き方の柔軟性や健康維持の重要性を理解し、適切な対策を講じることが求められています。
また、企業の努力のみならず、労働者自身も決められた労働時間の中で最大限のパフォーマンスを創出できるようスキルアップや業務を習熟させていくことも非常に大事です。

本日はこんなところで。

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それでは!

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執筆 WaCCaの人
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